公開から既に、かなり時間はたっているのですが
やっぱり映画はスクリーンで!という気持ちになり
映画館へ足を運びました~。ただ、今回観た映画は、
どうも複雑と言うか深いと言うか・・・
少しでも、理解が遅れると置いていかれちゃうような
そんな感じの映画でしたねぇ~

 今回はインセプションを観てきました~。
ステージはまさに夢の中の世界がメインなだけに
設定というか、ルール的なものを見逃してしまうと
それ以降はもう、何が何だかさっぱり~になりそうでした。
もしもこれから観る方は、映画の序盤でばら撒かれる
ポイント的なものを、しっかり押さえて観る事をオススメします。
ではでは、ネタバレの危険を避け↓ネタバレ宣言をしておきます。

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 コブ(レオナルド・ディカプリオ)は他人の夢へ侵入し
アイデアや情報を盗む事ができる優秀な産業スパイ。
ある日、ターゲットであるサイトー(渡辺謙)
スパイ活動に失敗したコブであったが、その腕を買われ
逆にサイトーから仕事を依頼される。
 それはサイトーのライバル社の会長の死を機に
跡取り息子の夢へ侵入、情報を盗むのではなく植え付け
息子に会社を解体させようというものだった。
コブは仲間を集め、その難題な仕事に挑む

 この夢の中でのルールっていうのか、設定が実に深くって
☆夢の中でもまた、夢を見る
☆夢の中の時間経過は、現実よりも流れが速い
☆夢の中の世界は、現実世界に影響を受ける
☆現実世界に戻るにはKICK(落下?)が必要。


 ストーリーは実に簡単なものなんですが、設定がどうも
現実世界とは離れ過ぎていて見落としがち・・・
夢の世界は時間の経過が遅いため、まさに世界は
時間さえも歪んだ4次元の世界。
 夢の中で見る夢の世界からすれば、現実世界というのが
夢の中の世界で、そこから夢の中の世界へ戻って・・・と、
夢にも階層がある感覚なのですが、観る方としては
現実世界だろうと、夢の中の夢の世界だろうと
観た目は全く変化が無いため、今まさにどの世界かを
理解しながら観ないと、まさに置いてけぼりです。
そこらへんの違いというか、区別を付ける的な
アイテムがもう1つ欲しかった気がします。

 今回感じたキーワードは、難しいですが時間ですね。
夢の中での時間は、現実よりも時間の経過が速いため
夢の中に長く滞在しても、現実ではさほど時間は過ぎていません
また、夢は突然異世界から始まるため現実からの
世界の切り変わりは一瞬です。
 これを常に意識しながら、どんな状況で夢に侵入したかを
記憶して観る事が大切に感じました。
と言うより、それを理解できないと楽しめそうに無いです。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 って事で、インセプションですが、
自分はこういった、観た人だけがわかる!的な
意味深なタイトルの映画は結構好きです。
 今作、本音で感想を言ってしまえば、かなり難しくって・・・
自分の理解度も低めの、75%程度ってところですかねぇ~?
DVDでも出たら、再び巻き戻しと再生を繰り返しながら
じっくり理解しながら楽しみたいと思います。
 もう一度観たい!と思えるほど、世界観の完成度だとか
アクションは完璧なのですが、正直スッキリ感は残っていません。
洋画にありがちな、何度も観て楽しむ映画だったと思います。

♪今日の音楽♪(767)
「羞恥心」"ヘキサゴンオールスターズ"
アルバム『WE LOVE ヘキサゴン』より

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