春の雪・・・(ネタバレ注意報発令中)
2005年11月28日 映画(ネタバレ注意報)
最近邦画をたてつづけにに見てる気が致します。・・・まぁ邦画ばかりを
選んで見ているわけでは無いんですが、自分が気になった映画を順に見てたら
自然と邦画ばかりになっていました。(注:洋画が嫌いなわけでは有りません)
今回はあの「世界の中心で愛をさけぶ」の行定勲監督が満を持して贈る新作
CMでもかなり話題になっているため、観に行かずにはいられませんでした。
主演は妻夫木聡さん&竹内結子さん!ドラマ「ランチの女王」の名コンビ再び!
主題歌はあの宇多田ヒカルさん!って事で・・あのCMの1シーンだけでも
かなりひきつけられるパワーと言うか、インパクトのようなものを感じちゃいますよねぇ
そんなわけで、今回は三島由紀夫原作のあの話題作「春の雪」を観に行く事に決定〜
とはいえ自分、原作と言われている小説は読んだ事は有りません(謝)
自分の場合原作を読んじゃうと、よほど原作のストーリーに忠実でない限りは
原作のが好きになるパターンが多いんですけどねぇ・・・(笑)
この作品は、以前映画館に他の作品を観に行った時にも予告編を何度か
観てるんですが、予告編の作りも凄く良いんですよねぇ〜・・・
自分のこの文章力では、とても表しきれない何かが予告編だけでも感じれます。
タイトルも何だか意味深と言うか、凄く深い何かが感じられるタイトルですよねぇ?
ではでは、本題に移って「春の雪」の感想・・・と言うかレポを・・・
■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□
舞台となるのは大正時代の日本!とある華族社会での恋物語・・・
聡子(竹内結子)と清顕(妻夫木聡)は幼なじみ、お互いを愛しながらも
不器用で上手く伝えられず、気持ちを確かめ合っていた・・・・。
そんなある日”政略結婚”という黒い運命が、2人を引き裂いてしまう。
聡子は清顕の気持ちを確かめようとするが・・・清顕からの返事は来ず・・
この切ない気持ちが、凄くスクリーンから伝わって来るようでした。
完全に引き裂かれた時に、聡子に対する本当の気持ちに気が付いた
清顕だったが、時すでに遅く・・・・・過ちに気づいた清顕は運命に逆らい
聡子との密会を繰り返す・・・しかし!その後とある悲劇が2人を襲う・・・・。
といった感じのストーリー展開、ストーリーの本当に序盤に2人の子供時代が
出てくるんですが、そこで読まれる百人一首の句・・・崇徳院の句
”瀬をはやみ岩にせかるゝたき川の われてもすゑにあはむとそおもふ”
が、この映画の全てを表しているようにも思えます。
記憶は曖昧ですが、この句って・・・自分がまだ、中学生か小学生くらいの時期に
何かのドラマでも、使われていた記憶が有るんですよねぇ〜...
そんな理由も有って、この崇徳院の句は僕の中でもお気に入りの1つでした。
清顕の聡子に対する気持ちも、聡子が清顕を想う気持ちもまさに純愛!
その愛の深さを、2人の演技によって更に深く感じさせる・・・まさに見所でした!
台詞には直接出さなくても・・・その表情や雰囲気で、言葉が伝わって来るような・・・
そんな感覚は、さすが名コンビ!。あの演技は他の人では出来ないでしょう。
そして物語中の節目に出てくる言葉の1つ1つが、凄く重いのも特徴的!
完全にネタバレになってしまうんで、具体的には発表しませんが・・・(笑)
引き裂かれた2人が、強くなってゆく様子が凄く伝わる言葉が有りました。
あの強大な運命にまで逆らい、乗り越えられない壁に立ち向かう2人の
パワーは、どこから出てくるんでしょうねぇ・・・きっと愛の力(?)
どんな試練も、もうあの愛を崩す事はきっと出来ないんでしょうねぇ〜
ただひたすらに相手の事を想う力・・・素敵ですねぇ〜
今回感じたキーワードは禁断の愛ですかねぇ
聡子の結婚が決まった時に、初めて自分の思いを知り
運命にでも逆らう決心が付いた清顕!そこからの清顕の気持ちは
本当に一途!と言うか聡子の事しか見えていない・・強い想い!
その想いに気が付いた、聡子の清顕への強い想いも・・・!
映画の上映時間てきには、かなり長かったはずなんですが・・・
スッキリと観る事が出来ました・・本当はもっともっと
この2人の演技を観ていたい・・そんな気持ちにさせてくれる映画です。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
というわけで、「春の雪」かなり深い作品でした。
でも、確実に自分の心に何かが刻み込まれたような・・・そんな気持ちになります。
純愛を扱った作品は多いですが、さすがは竹内結子さん&妻夫木聡さんですねぇ
役者が違っていたら、この映画を観たかどうかは本当に疑問・・・
有る意味役者で、観てみたい!と感じた作品かもしれませんねぇ。
文学作品!って事で自分はそういうのには疎いんで・・・
詳しくはわからないんですが、作品の深さを感じます・・
良い意味で、川の流れのようにサラサラと進むストーリー展開に
とどまるところを知らず、最後まで観る事が出来ました・・・
まぁ、起伏の少ない映画な気がしないでも無いですが
そこは、演技力でカバーしているような感じで・・・
さ〜て、次回は何を観ましょう・・・そろそろ洋画も観たいかも・・
選んで見ているわけでは無いんですが、自分が気になった映画を順に見てたら
自然と邦画ばかりになっていました。(注:洋画が嫌いなわけでは有りません)
今回はあの「世界の中心で愛をさけぶ」の行定勲監督が満を持して贈る新作
CMでもかなり話題になっているため、観に行かずにはいられませんでした。
主演は妻夫木聡さん&竹内結子さん!ドラマ「ランチの女王」の名コンビ再び!
主題歌はあの宇多田ヒカルさん!って事で・・あのCMの1シーンだけでも
かなりひきつけられるパワーと言うか、インパクトのようなものを感じちゃいますよねぇ
そんなわけで、今回は三島由紀夫原作のあの話題作「春の雪」を観に行く事に決定〜
とはいえ自分、原作と言われている小説は読んだ事は有りません(謝)
自分の場合原作を読んじゃうと、よほど原作のストーリーに忠実でない限りは
原作のが好きになるパターンが多いんですけどねぇ・・・(笑)
この作品は、以前映画館に他の作品を観に行った時にも予告編を何度か
観てるんですが、予告編の作りも凄く良いんですよねぇ〜・・・
自分のこの文章力では、とても表しきれない何かが予告編だけでも感じれます。
タイトルも何だか意味深と言うか、凄く深い何かが感じられるタイトルですよねぇ?
ではでは、本題に移って「春の雪」の感想・・・と言うかレポを・・・
■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□
舞台となるのは大正時代の日本!とある華族社会での恋物語・・・
聡子(竹内結子)と清顕(妻夫木聡)は幼なじみ、お互いを愛しながらも
不器用で上手く伝えられず、気持ちを確かめ合っていた・・・・。
そんなある日”政略結婚”という黒い運命が、2人を引き裂いてしまう。
聡子は清顕の気持ちを確かめようとするが・・・清顕からの返事は来ず・・
この切ない気持ちが、凄くスクリーンから伝わって来るようでした。
完全に引き裂かれた時に、聡子に対する本当の気持ちに気が付いた
清顕だったが、時すでに遅く・・・・・過ちに気づいた清顕は運命に逆らい
聡子との密会を繰り返す・・・しかし!その後とある悲劇が2人を襲う・・・・。
といった感じのストーリー展開、ストーリーの本当に序盤に2人の子供時代が
出てくるんですが、そこで読まれる百人一首の句・・・崇徳院の句
”瀬をはやみ岩にせかるゝたき川の われてもすゑにあはむとそおもふ”
が、この映画の全てを表しているようにも思えます。
記憶は曖昧ですが、この句って・・・自分がまだ、中学生か小学生くらいの時期に
何かのドラマでも、使われていた記憶が有るんですよねぇ〜...
そんな理由も有って、この崇徳院の句は僕の中でもお気に入りの1つでした。
清顕の聡子に対する気持ちも、聡子が清顕を想う気持ちもまさに純愛!
その愛の深さを、2人の演技によって更に深く感じさせる・・・まさに見所でした!
台詞には直接出さなくても・・・その表情や雰囲気で、言葉が伝わって来るような・・・
そんな感覚は、さすが名コンビ!。あの演技は他の人では出来ないでしょう。
そして物語中の節目に出てくる言葉の1つ1つが、凄く重いのも特徴的!
完全にネタバレになってしまうんで、具体的には発表しませんが・・・(笑)
引き裂かれた2人が、強くなってゆく様子が凄く伝わる言葉が有りました。
あの強大な運命にまで逆らい、乗り越えられない壁に立ち向かう2人の
パワーは、どこから出てくるんでしょうねぇ・・・きっと愛の力(?)
どんな試練も、もうあの愛を崩す事はきっと出来ないんでしょうねぇ〜
ただひたすらに相手の事を想う力・・・素敵ですねぇ〜
今回感じたキーワードは禁断の愛ですかねぇ
聡子の結婚が決まった時に、初めて自分の思いを知り
運命にでも逆らう決心が付いた清顕!そこからの清顕の気持ちは
本当に一途!と言うか聡子の事しか見えていない・・強い想い!
その想いに気が付いた、聡子の清顕への強い想いも・・・!
映画の上映時間てきには、かなり長かったはずなんですが・・・
スッキリと観る事が出来ました・・本当はもっともっと
この2人の演技を観ていたい・・そんな気持ちにさせてくれる映画です。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
というわけで、「春の雪」かなり深い作品でした。
でも、確実に自分の心に何かが刻み込まれたような・・・そんな気持ちになります。
純愛を扱った作品は多いですが、さすがは竹内結子さん&妻夫木聡さんですねぇ
役者が違っていたら、この映画を観たかどうかは本当に疑問・・・
有る意味役者で、観てみたい!と感じた作品かもしれませんねぇ。
文学作品!って事で自分はそういうのには疎いんで・・・
詳しくはわからないんですが、作品の深さを感じます・・
良い意味で、川の流れのようにサラサラと進むストーリー展開に
とどまるところを知らず、最後まで観る事が出来ました・・・
まぁ、起伏の少ない映画な気がしないでも無いですが
そこは、演技力でカバーしているような感じで・・・
さ〜て、次回は何を観ましょう・・・そろそろ洋画も観たいかも・・
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