君の名は。・・・(今さらですが、ネタバレ注意報発令中)
 まさに今さらですが、興行収入100億を超え話題の作品
とお勧めされ、数ヶ月ぶりに映画館へ行って来ました。
実は上映してすぐにも、この作品を観ようと映画館へは
足を運んだのですが、その時は何と凄い長蛇の列。
これじゃチケット購入する前に、上映になってしまう~
と、ずっとずっと延期していました。

 事前に聞いてた情報としては、アニメ映画ながら
実際の景色(高山etc)をモデルにした場所が沢山登場し
そこを聖地として、観に行く人までいる人気ぶりだとか・・
(映画のロケ地巡り...的な事なんですかねぇ?)
 あの宮崎駿監督の後継者的存在!だとか・・・
こんな噂を聞けば、ジブリ好きな自分としては上映中に
観に行かないわけにはいきません!って事で
映画「君の名は。」を観に行って来ました。【写真2】

 さて、それではいつもながらネタバレ宣言をしておきます。

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 1,000年に1度の彗星が一ヶ月後に迫った日本が舞台。
ある朝、田舎暮らしの少女宮水三葉は東京の男子高生になっていた
何ともリアルながら、夢の世界(?)と思い都会の1日を過ごす。
一方東京暮らしの少年立花瀧は、場所もわからぬ田舎で少女の姿に
夢と思っていた不思議な現象を繰り返すうちに2人は
実際に入れ替わってる(?)と気付き、お互いにルールを決め
相手の人生を乗り切っていた。
 しかし、ある日を境に突然入れ替わりが無くなってしまう。
は謎を解く為、入れ替わり相手である三葉を探す旅をする
記憶の中の田舎風景だけを頼りに...場所は飛騨の山の中
辿り着いたその場所で衝撃の事実が!といったストーリー。

 正直、入れ替わりの作品に関してはあまりオリジナリティを
感じないというか、たまにあるパターンですよねぇ~
もし突然性別が変わったらどうなる?的な表現もすでに
使い古されてる感が有ります。
 今回の噂の1つ、実際の景色が使用されてる!という事も有り
お話はファンタジーながら、他はリアルな世界観
最初はこれって、アニメ化する必要有った?と思ったくらい...
実写版の方が感情だって移入しやすいでしょうしねぇ。
 ただ、三葉に会いに行った所からアニメ映画に納得。
さすがにこれは、実写じゃ無理だ・・・(^^; 

 設定はベタながら、そのパターンや予想をいっきに裏切り
衝撃のラストシーンへのつながりは結構凄かったです。
そして、タイトルの「君の名は。」の意味を改めて感じて終了。
こういった意味不明なタイトルながら、一通り観終えた後、
タイトルの意味を感じるパターンは嫌いじゃ無いです。
 ファンタジーな設定に、終始違和感を感じる事もなく
楽しむ事が出来ました。

 印象に残ったフレーズというか、映画のキーワードは
記憶」ですかねぇ。記憶喪失..覚えていない..
入れ替わりの相手として過ごした1日分の記憶は飛び、
本来の自分の姿に戻る・・・まさに夢の中の世界ですよねぇ?。
夢って、目が覚めると記憶は曖昧ですが、まさにそんな感じ。
この曖昧な記憶がラストシーンで、超大切になるのです。 

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 そんなわけで今の話題作「君の名は。」を観て来ました。
今日は普通に、人数分チケット購入できたものの
凄い人気ぶりに、正直あまり良い席では無かったです。
 もう公開してかなり経過してるはずなのにこの人気は
やはり凄い!と感じました。 未だに人気?な感じ

 実写じゃ無いだけに、主演男優,主演女優といった
ノミネートはアカデミー賞では、無理でしたが
アニメの作品としは、ひさびさに大ヒットですよねぇ。
正直アニメ映画って、あまり得意では無いですが
今後のこの監督の作品は、しっかり注目していこうと思います。
 映画で監督やスタッフはあまり気にした事が無いんですが
今回は予告編の時に、あの「悪人」のタッグ(原作&監督)
と紹介されていたので、気になっていました。
 CASTも凄く豪華で、これまた「悪人」で主演だった
妻夫木聡さんが出演!って事で、自分の中で大注目。

 なかなか上映時間と、自分の時間が合わなかったんですが
映画館へ行き「怒り」を観て来ました~
やっぱり注目作品はスクリーンで観たいですもんねぇ
ミステリー系の作品は結構大好きなのですが、
これから観る人へ、ネタバレは厳禁!まぁ、映画の楽しみを
奪うようなネタバレは、毎回気を付けてるつもりですが、
念のためネタバレ宣言をしておきます。

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 東京で惨忍な殺人が起き、殺害現場には犯人が書いたと
思われる「怒」の血文字が残されていた・・・。
犯人は山神一也と判明するものの、犯人は整形手術をし
今も逃亡を続け、未解決のまま1年が過ぎていた。
 千葉の漁港で働く青年(松山ケンイチ
東京のサラリーマンとサウナで知り合ったゲイ(綾野剛
沖縄の離島で女子高生と出会ったバックパッカー(森山未来
この3人はいずれも、身元が不明の怪しい存在・・・。
はたしてこの中に犯人が?と、いうストーリーでした。

 個人的には観る前のSTAFFやCASTで、ハードルを
上げ過ぎちゃったかなぁ~?とも、思います。
3ヶ所のストーリーに共通する部分は、それぞれに
身元不明の、どこか逃亡犯(整形後)に似てる人物がいる。
って事で、その人物を中心に話が展開していくのですが
結局最後まで、3ヶ所の話が絡む事は全く無しのため
どうもショートストーリーを、ぶつぶつ切って
3作観ただけの雰囲気で、映画の厚みも、きっちり1/3
一番深い(真の犯人)のドラマをもっともっと
掘り下げてくれた方が、楽しめた気がします。
 そう、残りの2作品は最後まで犯人を誰だか
わからなくするためだけの、フェイクでしか無いんです。

 ラストシーンは3パターン、色んな結末が観れますが
個人的には沖縄のラストが、好みかなぁ~
広瀬すずさんの気持ちが、一番心にひびくというか
グッと来た気がします。
まぁ、そこも観る人それぞれの好みでしょうけど・・・

 さて、今回感じたキーワードは「犯人像」ですね。
自分の身の周りに、指名手配の人物に似ている人がいたら...
ましてやそれが、身元が不明の人物だったなら...
そんなドキドキを楽しむ映画だったのかと思います。
犯人像」とは言うものの、見た目って一体
何人くらい識別出来るものなんでしょうかねぇ?
他人の空似、なんて言葉もあるくらいですからねぇ
ちなみに自分は、人の顔を覚えるのは結構苦手です(^^;

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 そんなわけで「怒り」を観て来ました。
上映期間ギリギリだったので、スクリーンは、ほぼ貸切~
こんなのも、たまには悪く無いかなぁ(笑)
 出演されてた役者さんは、本当に凄い人ばかりで
さすがの演技に圧倒されました。
まさか、この人がこんな役を?!ってイメージが特に凄い映画
そんな中でも、渡辺謙さん広瀬すずさん松山ケンイチさん
この3名の演技は感動!そして必見でした!。
 映画をスクリーンで観ると、宣伝も兼ねて予告編が
何作品か紹介されますが、その完成度はいろいろです。
中には予告編を観て惹かれる事も、結構有ります。
 今作はストーリーやテーマも興味が有り、CASTも
豪華メンバー(岡田准一さん阿部寛さん尾野真千子さんetc)
予告編やポスターの時点で観たい!と感じた映画でした。

 舞台はもちろん世界最高峰、エヴェレスト!
その標高実に8,848m。いやはや、凄い高さですねぇ
ちなみに日本の最高峰、富士山は標高3,776m
自分は富士山には一度だけ登りましたが、
軽く倍を超える山、そんな事をイメージしながら
鑑賞して来ました。

さて、それではネタバレ宣言をしておきます。

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 ストーリーは、同行登山隊の滑落事故で夢を断たれ
途方に暮れ、カトマンズを歩くカメラマン深町(岡田准一)
ある古物店で、壊れた古いカメラを見つけて立ち止まる。
 そのカメラはエヴェレスト初登頂を目指し、成功したか否かは
謎に消えた登山家ジョージ・マロリーの所持したモデルだった。
もし本物で、登頂の痕跡が残っていれば歴史を覆す事件となる。
 カメラの過去を追う深町は、かつて天才クライマーと呼ばれた
伝説の登山家の羽生丈二(阿部寛)を発見する。
羽生はエヴェレストの前人未到ルートからの登頂を目指し、
不法滞在していたのだった。と・・・こんな感じでした。

 さすがはエヴェレスト!スクリーンで観ても凄い迫力!!
ロケ地は富士の裾野市で撮影されたものも有るみたいですが、
それを感じさせない映像になっていました。
 阿部寛さん演じる羽生丈二は、ストーリーの中で
「登山家としては超一流、人としては最低な奴」
なんて言われていたのに、そんな描写が殆ど登場せず
(ちょっとした台詞くらい?)、そこはもっと誇張して
キャラを際立たせても良かったのかなぁ~なんて感じました。

 ラストシーンは、ちょっと賛否両輪有りそうな
そんな終わり方でしたが、史実を含む内容なだけに
そういう終わり方しかないのかなぁ~、なんて思います。
 その後は?・・・的な、観た人に想像させる
終わり方も秀逸だったと思います。
映画の終わり方って、やっぱり大切ですもんねぇ

 さて、今回感じた・・・というか映画を観終えて
印象に残ったキーワードは「思え!」ってフレーズですねぇ
ガッツリ書いてしまうと、超ネタバレになりかねないので
前半部分をかなり省略していますが、この「思え!
という台詞が、見事に再現されていたシーンが後半に有り
まさにこの映画の見せ場だったんだと感じました。 

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 そんなわけで「エヴェレスト 神々の山嶺」を観て来ました。
映画の世界なだけに、一番大事なのはドラマ性や演技ですから
過酷な登山のリアルさだとか、大自然の怖さ的なものは、
再現されていませんが、それでもそびえ立つ山の魅力を
スクリーンから、たっぷりと受け取る事が出来ました。

 山に惹かれ、登る人達・・・「そこに山が有るから」
なんて台詞は超有名ですが、この映画を観ていると
自分もまた、登山したくなってきました。
まぁ自分が出来るのは、こんなハードな登山では無く、
軽いハイキング的なものですけどねぇ~(笑)
 アクション、ファンタジー、アニメ、ミステリーetc
映画にもいろいろジャンルは有りますが、
正直、まだ好きなジャンルが確定していない自分。
良い言い方をすれば、どんなジャンルでも広く観てる
って事ですかねぇ~。

 今回はひさびさにホラー(?)映画を観る事に・・・
ホラーとか怪談って、何だか夏のイメージが有り、
季節的にはちょっと離れてる気がしましたが
お気に入りの女優さん&俳優さんが出演って事で
残穢‐住んではいけない部屋‐」を観て来ました。
残穢(ざんえ)、正直タイトルだけ読んでも
?が頭に並ぶ感じですが、こういう意味深と言うか
観ないとわからないタイトル、自分は嫌いじゃ有りません


■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 ミステリー小説家の主人公の元に、読者から1通の
手紙が届く。その内容は、マンションの自室にて
明らかに奇怪な音がする。といった内容のものだった。
 2人で原因を調べるが、いわくつきの部屋では無い・・
更に過去に、更に過去に、と遡り調査をする2人
事件の真相に迫り、事実がわかりかけた時2人に・・・!
と、そういったストーリーになってました。

 ホラー映画というと、ゾンビ的なものだとか
幽霊、怪物的な相手がいて主人公たちを追いつめる!
なんていうのもパターンの1つですよねぇ~
有名な所では、13日の金曜日ジェイソン
エルム街の悪夢フレディリング貞子etc
 ただ、今回の作品はそういった固定の相手は
登場せず、ただただ怪奇現象だけが伝わっていく・・・
というのが、新しい感じなのかなぁ~?と感じました。
 次々に起こる怪奇現象も多種で、奇音が聴こえる
おかしな電話が続く、床下に赤ん坊の声が聴こえる
こうした、無関係に思える怪奇現象の根本を
辿って行く事で、1本につながっていく恐怖感。

 映画に登場した言葉に、
「この話をしてはいけない、聞いてもいけない」的な
台詞が登場しました。これが映画世界での話なら
映画を観た自分はすでに、聞いてしまった事に・・・
穢(けが)れに触れただけで、伝染する怪奇。
 また、こういう雰囲気の台詞も登場してました。
「今自分が住んでる場所が、過去長い年月の間、
 全く穢れていないなんて保障はどこにも無い・・」

言いかえるなら、誰にでも恐怖はやって来る..と
そういった恐怖感を残した映画になっていました。

 今回感じたキーワードは穢れです。
完全にネタバレになってしまうため、恐怖の発端
その事件は伏せますが...映画を観終えて
ふと冷静に考えてみれば、その事件すら
一連の穢れの・・・と、思考がループしてしまいます。
まさに穢れが残る「残穢」な映画になってました。

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 と、ひさびさにホラーな映画を観て来ましたが
正直、今まで観たホラーとは、また何か違う種類の
そんな恐怖の有る映画だったと思います。
 映像的にビクッ!とする。シーンがグロい、恐ろしい
といったホラーではなく、落ち着いた時に
ゾクゾクッとするホラー。まさにそんな感じです。

 途中1シーンだけ、ビクッ!となったシーンは
有りましたが、心臓に悪いというか、驚くような怖さは
そこだけに感じました。
 観終えた後にこそ残るホラー、そういう恐怖に
興味が有れば、是非観て来て下さい。
 2016年、初の映画鑑賞へ行って来ました。
最近の映画って、どうもドラマのスピンオフ的なものや
シリーズ化されてるものが多く、なかなか
自分が観れる(観たい?)映画って少ない気がしてます。
 まぁ、スピンオフ的なものに関して言うならば
自分はかなりピンポイントでその世代なのですが、
全然TVドラマとか観て無かったのが残念な結果に

 青春系の映画って、なかなか観ないんですが
この映画は、主題歌が大好きなコブクロって事で
それで映画を選んだ感じですかねぇ~
 でも、大好きな俳優さんが出てる!とか原作者が大好き!
とか、そういうのも結構大切ですよねぇ~?
そんなわけで、今回は「orange-オレンジ-」を観ました。

 さて、この映画の感想の前に1つ質問。
「翔」←この名前って、普通何て読むでしょうか?
では、それをふまえて、ここからは映画の感想を・・

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 高校生活を送る主人公、菜穂の元にある日
10年後の自分から手紙が届く。その手紙の内容は
未来の自分の後悔、その後悔を繰り返さぬよう
過去の自分に頑張って欲しい!というメッセージだった。
 おおまかにはそんな感じで、青春系?ファンタジー系?
のストーリーとなっていました。

 映画の感想的には、面白い設定のわりに
矛盾点や気になる部分が多く、スムーズに感情移入が
出来ませんでした。原作はどうなんでしょうねぇ?
 まず、未来から届いた手紙で転校生「翔」の文字を
観て、主人公が「翔(かける)」と読んじゃうのは
いかがでしょうか?結構なキラキラネームなので
そこは先生が紹介してから、「へぇ、かけるって読むのかぁ」
程度の流れが有って良かったと思います。
(既に原作を知ってる人に向けて映画が出来てる?)

 あと、せっかくの未来からの手紙なのに
すべき行動ばかりが報告され、その理由や結果が
全く報告されていない怪しい手紙になっている・・・
 大切な手紙なのに、まずは確実に未来の自分からの
手紙だという証明的なものが無いのは有り得ません。
過去の自分が受け取る事を考えるなら
まずは怪しい手紙じゃ無い事の証明が優先のはず

 届いた手紙の内容を並べて思い返してみれば
一番大切なのは、やっぱり最初の文章というか
最初の指示。そこを守っていれば、後の結果は
自然と良い方向に進んでたんじゃない?とさえ
思えてしまうだけに、何とも違和感を残したまま
映画を観終えてしまった感じがします。

 今回感じたキーワードはパラレルワールドです。
映画の中で、授業の内容が有りそこでこの
パラレルワールドって言葉が登場してたんですが、
まさにこの映画の世界全てがパラレルワールドの設定
まぁ、そもそも未来から手紙が届くといった
ファンタジーの世界なので、映画の設定に細かく
ツッコむつもりは無いけれど、あまり自分の
好みの設定では無いような気がしました。

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 よく、未来を扱った作品は映画でも沢山有りますが
この作品もその1つ、4次元を扱う作品において
やっぱり、どういう設定にするのか?って大切ですよねぇ?
 有名な「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のように
過去を変えれば、自ずと未来の全てが変わり
1つのストーリーとなっていくのか?
この作品のように、過去を変えたポイントから
未来が分岐し、様々な未来が展開していくのか?
それともまた別の何か?

 まぁ、4次元を扱うっていうのは想像も膨らみ
面白い部分が有るんですが、現実味の無い部分を
放置してしまっては、良い作品に思えない気がします。
中途半端にリアルな世界を意識したまま、未来を
扱うっていうのは、難しい事のように感じました。
母と暮らせば・・・(ネタバレ注意報発令中)
 1年以上ぶりに、映画館へ行って来ました。
いえいえ、映画が嫌いになったわけではないんですが
これが観たい!って思える映画がなかなか無くって...
映画館へ足を運ばなくなると、予告編も観る機会が減り
の連鎖で、しばらく行ってませんでした。

 今日は映画館へ行くと、予想以上の人混み
ん?映画って今、大ブームなの?Σ( ̄□ ̄!!
と・・・、人混みの正面に有る看板を見れば
U高校(地元の高校)吹奏楽部によるスターウォーズ生演奏の文字
そっかぁ...今日は、スターウォーズ最新作の
上映開始日だったんですねぇ~・・・と納得【写真1】

 とりあえず、このシリーズを全く観ていない自分には
さすがにこれは無理~って事で、とりあえず演奏を楽しみ
その後にチケット売り場へ・・・
では、ひさびさにここでネタバレ宣言をしておきましょう・・・

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 舞台は1948年・・・3年前の長崎への原爆投下で
亡くなった息子の浩二(二宮和也)が突然母(吉永小百合)の元に
 戦争で家族を皆失い、1人暮らしをする母の元へ
お世話をしに来る上海のおじさんや、浩二の生前の恋人
町子(黒木華)が訪れ、母と息子の心境にも変化が・・・
といったストーリーでした。

 戦争という重いテーマに反し、死んだ息子が
霊となり、母の前に現れるといったファンタジーな要素を
どう扱うのかがポイントな映画だったと思うのですが、
さすがは山田洋次監督といったところでしょうか
 様々な思い出の品を前に、母と息子が過去を振り返り
会話をしてゆく、といった展開がメインでしたが
凄くスローな物語の中に、しっかり心に刺さるような
印象に残るシーンが沢山有りました。

 冒頭にだけ、背筋の凍るような恐ろしいシーンが
有りましたが、それ以外では生々しい描写も
多用する事もなく、上手にファンタジーな面を
組み込まれていたように思えました。
 一瞬にして未来を奪われた原爆の犠牲者の心
残された家族の心、その人を想う周囲の人達・・・
戦争の悲惨さと共に、しっかり描かれていました。

 今回感じたキーワードは望みですかねぇ~
母が子を想う、亡くなった恋人を想う、
好きな人を想う、そんな温かさで溢れていた映画でした。
 亡くなった恋人を想いつつ、生き残った者として
現実の世界を進んでゆく、町子(黒木華)さん
絶対に幸せになって欲しい!と強く感じました。
それこそ、まさにこの母子の望みだと想います。

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 と、そんなわけで1年ぶりの映画母と暮らせばを観て来ました。
失礼な話、ちょっと不要に感じたCASTも有りましたが
この時代の助け合いの温かさや、メインテーマの戦争の悲劇は
しっかり描けていたと感じました。
映画を見終えた後も、重い空気にもならず
ただただ、涙が溢れて来る感じですかねぇ~

 この作品、モデルとなる人はいたみたいですが
原作とかって有るんでしょうかねぇ?
世間的にはスターウォーズの最新作に話題が
もっていかれているような気がしますが
是非上映中に映画館で観て欲しい作品でした。
 前作「るろうに剣心 京都大火編」の続編という事で
映画館へ行って来ました。
原作がすでに長編のため、仕方無いのかもしれませんが
急ぎ過ぎた感が有った前作、今作での挽回に期待です。

 アニメの実写映画化には、つきものなのですが・・・
アニメだからこそ可能な映像と、実写におけるリアル感は
相反するもの...そのバランスも難しいところですが...
さて、ここからはまだ楽しみにしている人のため、
ネタバレ宣言をしておきたいと思います。

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 前作からの続きとして志々雄に敗れ、漂着した海岸で
謎の男に救われた剣心。その謎の男の正体は何と
剣心の師匠、比古清十郎だった。
 今度こそ、日本を狙い暗躍する志々雄を阻止するため
飛天御剣流の奥義の伝授を師匠に請う剣心
山中で修行に励み、再び甲鉄艦に攻め入る・・・
と、いったストーリーでした。

 今回もやっぱり、気になったのはその急ぎ感ですかねぇ
もちろん、原作の脇役にだってそれぞれファンがいるので、
そのキャラが登場しない?!となった時のガッカリ感を
考慮すれば、出来る限り多くのキャラを再現して
登場させたいのは、わからなくも無いんですが・・・
 あまりにも登場人物が多い(十本刀etc)ため、
1人1人の見どころが雑に扱われる事も、ファンとしては
同じく残念だと、自分は思うんですけどねぇ~。

 やっぱり師匠、比古清十郎役に大抜擢された
福山雅治さんをたっぷり見せたい!っていうスタッフの
気持ちが強く感じ、修行シーンは長めになってましたが
原作ファンにすれば、あれが奥義の伝授なの?!
と、目を疑わずにいられませんでした。

 そんな事も有り、更に見せ場を奪われたお相手。
それぞれの技に関しても、原作を読んだ方は
殺陣を観て、そう感じて下さい。的な、投げっ放しで
二重の極みは?盲剣は?零式牙突は?って感じ。
 そりゃ、再現出来ない技も有るのはわかるけど・・・
挙句、左之助のギャグキャラ感に引っ張られてしまい
最後は金的で敗北する安慈に悲しみの涙です・・・。
あれで安慈ファンが納得するわけがない!
 それならいっそ、お相手も志々雄宗次郎といった
幹部以外はゴッソリ新キャラにしてしまい、
オリジナル感を出した方が成功した気すらします。

 その分、前作同様に殺陣には力を入れていたようで
迫力のある戦闘シーンは健在でした。
剣心VS師匠、剣心VS志々雄あたりは特に満足。
比重は明らかにリアルさに、傾いていたようです。

 今回感じたキーワードはこれ強さですかねぇ
剣心が修行の中で得たものも強さなら
志々雄のあの勝利への美学もまた強さ
 志々雄役の藤原竜也さんは、スッカリあぁいった
悪がお似合いな役者さんになりましたよねぇ~。
原作のような圧倒的な強さを、もう少し表現
出来ていれば、本当に完璧だったと思います。

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 って事で「るろうに剣心 伝説の最後編」を観て来ました。
原作を知らない人には、さっぱりなシーンが多いと思いますが
こだわりの名シーン!的な事が無いだけに、カットされた
ストーリーもわからないでしょうから・・・
原作ファンがガッカリに感じるであろう、急ぎ過ぎ感は
感じずに観れて、楽しめるかもしれません。

 殺陣の迫力は、満足できる作品だったので
アクションが好きな映画ファンの方にも、おすすめです。
次作は有るかどうかわかりませんが
有るなら今度こそ、ストーリー重視に期待します。
八日目の蝉・ロケ地巡り・・・初日
八日目の蝉・ロケ地巡り・・・初日
八日目の蝉・ロケ地巡り・・・初日
 今年たてたの目標の1つが「映画のロケ地を巡る事」
だったんですが、当然ながらあまり興味の無い
ロケ地を巡っても仕方無い...って事で
大好きな映画「八日目の蝉」のロケ地でもある
小豆島へ旅行へ行く事に!
 初日、お昼に姫路港を出てフェリーで小豆島へ...
前もってフェリーの予約はして有ったのですが
姫路に到着してから、まさかの渋滞につかまり
あやうく遅刻してしまうところでした。(結果はギリギリセーフ)
 小豆島の島内には飛行場は無く、渡るには
フェリーが不可欠。フェリーの中ではもう、映画を
思い出しながら、ワクワク状態...
片道1時間40分の船旅も、あっという間でした。【写真1】

 到着し、まずは福田港!まぁシーン的には
かなり終盤になるわけですが、順番はこの際関係無い...
とろこが到着してみて驚き・・・ん?・・・あれ?
ここか?..いや、福田港だし、間違い無くここ。
でも..何か...と、混乱しましたが、それもそのはず
何と、福田港は数年前に改修され、
リニューアルオープンされていたのでしたΣ( ̄□ ̄!!
 いやいやいや...改修するにしもさぁ~
映画の雰囲気は残しておいて欲しかったです。
そして、これがその現在の福田港【写真2】
もう、いきなり一発目のガックリ...
今後、八日目の蝉のロケ地巡りをされる方がいれば
覚悟して行って下さい。もう・・・面影は有りません。

 そして、やっぱり八日目の蝉と言えば写真館!
って事で、福田港近くにある写真館の場所へ
歩いて行ったんですが、事前に調べて有った
場所に有ったのは、写真館ではなく春日堂という会社
まぁ、壁や周囲の雰囲気は映画の感じだったんですが...
名前はともかく、写真館ですら無い事にビックリでした。
小豆島の旅、2度目のガックリ...
何故ここが写真館の外観に選ばれたのかはもう、
関係者しかわからない事ですよねぇ~?

 そして、ホテルのチェックインにはまだ少し
時間が有るって言うので、このまま初日を
終えるわけにはいかない!と
ロケ地にも使用された寒霞渓の展望台へ行く事に...
寒霞渓へロープウェイも出ていたようですが
山頂にも駐車場があるというので、あえて車で。
 しかし、山頂に到着して3度目のガックリ...
写真を観ての通り、霧で何も観えない!!【写真3】
まぁ、道中で既に霧に囲まれ怪しいなぁ~とは
思っていたのですが、まさかここまでとは・・・

 もう、展望台なのに数m先は真っ白・・
映画の雰囲気も、サッパリでした。
...と、ガックリが多い初日もここで終了~
ホテルへ向かいました。到着してみれば雨天・・・。
翌日も雨天の予報だっただけに、晴れる事を
願いつつの宿泊となりました。

 今日は映画の割引日だったので、映画館へ行って来ました。
気になる映画はやっぱり、スクリーンで観ておきたいものです。
 漫画やアニメの実写化のお話はよく有りますが、
さて?実際に実写化出来る範囲って、どの程度までなんでしょ?
過去に自分が観た中では、「NANA」「カイジ」「岳」
ここらへんはリアルに登場人物が人間なのでわかりますが、
「デスノート」「ゲゲゲの鬼太郎」あたりは、実写化とはいえ
CG一切無しでは、とても乗り切れませんよねぇ?
とはいえ、CGたっぷりでは実写化する意味が・・・って感じ

 さて、そんなわけで今回は有名な漫画の実写化
「るろうに剣心 京都大火編」を観て来ました。
先日、1作目を地上波で放送していましたが
こういう続編前に、放送が有るのはパターンですよねぇ
では楽しみにしてる人のために、ネタバレ宣言をします。

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 過去に最強と言われた人斬り抜刀斎こと、緋村剣心は今では
殺さずの誓いをたて、東京の道場で平和な日々を過ごしていた。
 しかし政府から人斬りの後継者志々雄真実が、京都で日本を狙い
暗躍しているため、暗殺して欲しいと依頼をされる。
人斬りに戻るか悩む剣心だったが、ある日政府の要人が殺され、
それが志々雄一派の犯行と知り、志々雄の野心を砕く決心をした
剣心は東京で別れを告げ、京都へ向かう。そして・・・
といったストーリーでした。

 メインの展開は原作と同じでしたが、映画化するにあたって、
ちょっと急いでるなぁ~という感じがしました。
ごっそり隠密御庭番衆編を抜いているので当然と言えば当然ですが
ストーリーは飛ばされてるのに、登場している
蒼紫、操、翁(念至)etcの扱いが雑なのが原作ファンとしては
少し気になってしまいましたねぇ。
特に操は、個人的にお気に入りキャラなので、もう少し
そこに至る背景や、感情を丁寧に表現して欲しかったです。
後編(伝説の最期編?)での、挽回に期待したいです。

 あと、原作でも言われていた
10本刀、10は多過ぎたかも..ってところや
弥彦が強過ぎる!という読者の指摘。
せっかくの映画化ですから、そういう反省点(?)が
活かされて改善されていれば、更に良かったかなぁ
(正直自分も、弥彦強過ぎ!と思ってしまいます・・・笑)

 ただ、殺陣のシーンには凄く力が入っていて
特に強者同士の戦いは迫力満点でした。
ただ戦闘シーンとはいっても、種類で分けると
強者同士1対1、強者1人対ザコ多数、大人数の乱戦
と、シーンで戦い方も使い分けられており、
まさに映画の良い部分をフル活用出来ていましたねぇ。
 武器の説明や技の説明は殆ど省かれていましたが、
それを入れてしまうと、アニメっぽくなるからねぇ
いちいち技名を発言しないのも、リアル感を出すため(?)
とにかくCGを抑え、リアル感が出てた所は良かったです。

 今回感じたキーワードは何と言ってもでしょう。
作中で説明こそ無いですが、原作を知ってる人には、
観た瞬間に何とも言えない感動が有ります。
逆刃刀,小太刀二刀流,連刃刀,無限刃etcと、種類も豊富~
に刻まれた辞世の句の名シーンも、バッチリでした。
 こうなると、後編の10本刀それぞれの武器も
気になるところ...癖のあるキャラほど
実写化の際には、扱いが難しくなりそうですからねぇ

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 って事で「るろうに剣心 京都大火編」を観て来ました。
こういった実写化では、どうしても原作のお話と比較を
してしまいがちですが、ストーリーのつながりも
初めて観る人には、違和感も無く観れそうです。

 今回、消化しきれていない部分は後編に期待するとして
殺陣の迫力や爽快感は最高でした。
人気漫画なだけに個性の強いキャラが沢山登場する中で
ギリギリのラインで、綺麗にリアル感を出せていました。
後編で初登場となる人もいるようですし・・・
次回作が待ち遠しいです。
 ”超”が付くほどひさびさに映画館へ行って来ました。
映画が嫌いになった・・・とかでは、もちろん無いんですが
なかなか足を運ぶ機会が無く、お部屋でレンタルのDVDを鑑賞
みたいな感じになってしまっていました(笑)。
今回はどうしてもスクリーンで観ておきたい!と感じたものの
どうしても時間が合わなかったのですが、ちょうど今週
行けそうな時間帯の上映が有ったので、頑張りました。

 さて、そんなわけで今回は予告で気になっていたあの
人気スタジオジブリ作の実写版「魔女の宅急便」を観て来ました。
アニメの実写化というと、過去には「カイジ」「るろうに剣心」etc
観て来ましたが、やっぱり大切なのはアニメの世界観を崩さず
どうやってリアルな世界に持っていくか?って事ですよねぇ~
あまりにもCGを多用すれば、実写の意味が無いですし
特にファンタジーな世界って、難しいだろうなぁと思います。
では楽しみにしてる人のために・・・ここでネタバレ宣言を・・

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 一人前の魔女になるための修行として、魔女のいない街で1年
過ごす事になった13歳の少女キキが、街で出会う人たちに
影響され成長していく・・・といったストーリーでしたが、
 キキ役の女優小芝風花さんやおソノさん役尾野真千子さんも凄くハマっていたし、
街の人の持つ魔女のイメージが様々で、凄くリアルな感じでした。
まさにイメージなんて十人十色、人それぞれですよねぇ
ホウキで空を飛ぶ魔法だけが使えるため、宅急便を始めるキキ。
そのお仕事中、魔女の悪い方のイメージに悩まされるシーンは
とても秀逸で、観る価値有りだったと思います。

 ただちょっと残念に感じたのは、魔法が使えなくなってからの
復帰がドラマ的に雑だった事かなぁ...せっかくお話の途中で
過去の魔女を知る人(身内?)まで登場させたんですから
その人の一言でも良いので、キキの復帰に絡めて欲しかったかも
 ジブリ版との比較はいけませんが、魔法が使えなくなった時には
ジジ(黒猫)の声が聞けなくなるのは大好きなシーンなので
個人的な希望ですが、1シーンで良いので入れて欲しかったです。
空を飛ぶ事しか出来ない!と言いつつ猫の声が聞けてるのも
ジブリ作同様に立派なキキの魔法の1つなんですよねぇ~(笑)

 今回感じたキーワードは何と言っても笑顔でしょう。
かなり序盤から出ているフレーズながら、終盤にまでしっかり
伏線のように出て来て、キキの復活にもしっかり笑顔
関係していましたよねぇ~。キキが運んでいたものもまさに笑顔
笑顔がいっぱいの映画で、とっても良かったと思います。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 って事で「魔女の宅急便」を観て来ました。
イメージ的に、どうしてもスタジオジブリ作と比較してしまいますが
1つの作品として観れば、凄く良い映画だったと思います。
お話も綺麗にまとまっていたので、この作品を観る時には
ジブリの方は完全に忘れてしまって観る方が楽しめそうです。
スタジオジブリの方は知らない。とかなら更に良さそう。

 今作のロケ地は小豆島だったそうで・・・
小豆島と言えば、自分の大好きな「八日目の蝉」も
小豆島のシーンが出て来るんですよねぇ~
「魔女の宅急便」を観て、ますます小豆島へ
行ってみたくなりました。ロケ地巡りとか、最高かも!

 ひさびさに行った映画館は、人が沢山いて驚き!
これも増税前の影響?それとも春休みだから?
理由はよくわかりませんが、やっぱり映画は
スクリーンで観るのが楽しいですよねぇ~!!
 日本アカデミー賞の授賞式!
前々からチェックしていたんですが、今日は会社に
到着してから録画を忘れてた事に気付きショック!!
まぁ、放送は21:00~なんで、何とか頑張るぞ~!と
気合いを入れ、お仕事に集中していました。

 結果から言ってしまえば、結局少しだけ間に合わず遅刻~
途中から見る事になってしまいました・・・。
でも、すぐに結果が見られるのはインターネットの利点(笑)
そんな今年の最優秀は・・・

最優秀助演女優賞
真木よう子・・・「そして父になる」

最優秀助演男優賞
リリー・フランキー・・・「そして父になる」

最優秀主演女優賞
真木よう子・・・「さよなら渓谷」

最優秀主演男優賞
松田龍平・・・「舟を編む」

最優秀作品賞
「舟を編む」

 驚きなのは、やはり助演・主演共にW受賞の真木よう子さん!
なんでも35年ぶりの快挙だとか!本当に凄いよねぇ。
映画好きとして、最優秀に選ばれた作品くらいは
観ておきたいので、まだ観ていない「さよなら渓谷」
そのうちレンタルして観ようかなぁ~
「舟を編む」&「そして父になる」はスクリーンで観ました~)

 今回のノミネートの中では、個人的に
オダギリジョー・・・「舟を編む」
尾野真千子・・・「そして父になる」
渡辺謙・・・「許されざる者」
あたり、大注目&応援をしていたんですけどねぇ~。
結果今年は「舟を編む」が、6部門で受賞!
まさにNo.1映画になりましたよねぇ~。
「舟を編む」と言えば、辞書『大渡海』の編纂をするってテーマの映画
「”右”って言葉を説明出来ますか?」なんて言葉が
凄く印象的だったのを記憶しています。
やっぱり映画って良いね!今年も沢山
スクリーンで観たいな~・・・と思います。
最近なかなか映画館に行けて無いのが本当に残念です~
 楽しみにしていた日本アカデミー賞の発表。
映画好きとして、この話題は外す事が出来ません~。
そんな日本アカデミー賞、今年の最優秀は

最優秀助演女優賞
余貴美子・・・「あなたへ」

最優秀助演男優賞
大滝秀治・・・「あなたへ」

最優秀主演女優賞
樹木希林・・・「わが母の記」

最優秀主演男優賞
阿部寛・・・「テルマエロマエ」

最優秀作品賞
「桐島、部活やめるってよ」

 となりましたねぇ~。助演男優の大滝秀治さんにいたっては
まさにこの作品が遺作となったわけで・・・まさに名俳優ですよねぇ
注目はしていたものの、意外だったのが主演男優の
阿部寛さん・・・演技力は十分なものの、映画自体が
コメディチックなので、他の方が受賞するものと思ってました(^^;
同じ阿部寛さんなら、「麒麟の翼」のが良かった気がします・・。

 今年は、一つの作品が独占状態になる事もなく
様々なジャンルで、沢山の作品が受賞する結果となりました。
映画はやっぱりスクリーンで、楽しみたいですよねぇ~

 そして、今年の新人賞を受賞していた橋本愛さん!
今後の作品には更に大注目です~!
そういえば・・・・新人賞は、最優秀の発表が無かった?
毎年新人賞は最優秀って、決めないんでしたっけ?
 明日はいよいよ・・・って、日記に明日の内容を
書くのもどうかと思いますが・・・(^^;
あまりにも今日が何も無かったんですよねぇ
まぁ、1日の大半を会社で過ごしてますからねぇ(笑)

 さて、そんなわけで明日はいよいよ
待ちに待った2013年度の日本アカデミー賞の発表。
映画好きにはたまらない大イベントですよねぇ~

 正直、ノミネート作品に今回は
自分が観た映画が少ないんですが・・・・
これを期に受賞作品は、観てみようかなぁ~なんて
まぁ、映画はやっぱりスクリーンで観るものですが
この際DVDででも・・・
 そんな中、明日のノミネートで注目が・・・

優秀作品賞
・「霧島、部活やめるってよ」
 この作品に出演の橋本愛さんは、最近の女優さんの中でも
大注目!新人俳優賞にノミネートされているので楽しみです。

優秀主演男優賞
・阿部寛「テルマエロマエ」
 もう、今さら語るまでも無いほどの実力派ですねぇ
この作品は、かなり笑った記憶が有ります。

優秀主演女優賞
・吉永小百合「北のカナリアたち」
 作品的には好みはかなり分かれると思いますが
主演女優!って意味では役にハマっていた気がします。

 その他、助演男優・助演女優と本当に楽しみ~!!
明日はなんとしても、この時間までに帰宅しないとねぇ~
 シリーズとして3作以上も続くほどの映画って
やっぱり人気作品!って事でしょうねぇ~
洋画で言うなら「ダイハード」「ターミネーター」etc
3作目が出てから、慌てて前作を観た映画も自分は
少なく無いです。やっぱ人気作って観ておきたいですもん!

 そんな今回踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!です。
もう、一時期は過ぎてしまいましたが話題中の話題!
CMだとか、ゲスト出演の番宣なんかでかなり力の入れ具合を感じました。
 今回のストーリーとしては湾岸署のお引っ越し中に
8つの事件が競い起きる!と宣伝されていたので
そんな8つの事件にも注目しながら、観て来ました。
あまりネタバレしても、これから観る方の楽しみを損ねますので
一応、↓ここから先はネタバレ宣言にしておきます~
今回は"超"ネタバレですので、特にご注意下さいませ。

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 完璧なセキュリティーと設備を有した、新湾岸署が完成
係長に昇進した青島刑事(織田裕二)は、今回新湾岸署への
お引っ越しにあたり、引越し対策本部長に任命されていた。
数日後に迫った、新湾岸署の開署式を目標に引越し作業中
8つの事件が次々に競い起こる!

 といったストーリーでしたねぇ。
まぁ、8つの事件とは言っても途中でどんどん消化され
最期にはメインの1本!となるわけですが・・・
2時間強で8つの事件は、典型的な詰め込み過ぎパターンで
1つ1つにかける時間が、少々物足りなく感じましたねぇ
あと...何度数えても8つの事件がわかりません~!
ここはネタバレエリアなので、思い切って書いてしまいますが

○バスジャックもどき
○銀行の金庫やぶりもどき
○青島・恩田・王の銃盗難
○その銃によっての殺人(自殺)
○新湾岸所封鎖占拠による人質
○新湾岸所毒ガス散布未遂
 ~脅迫でヤツらの解放を要求
○日向真奈美、旧湾岸所爆破自殺


 1つ、2つ・・・やっぱり1つ足りない~って皿屋敷チック?(笑)
8事件が完璧にわかった方は、教えて欲しいですねぇ
も...もしかして、アレが1つに入ってる? 
でも・・・あれは事件じゃ無いもんなぁ~

 そして、知ってる人には定番となるカエル急便
すみれさん(深津絵里)の変ならーめん、室井さん(柳葉敏郎)の方言
なんかもしっかり登場し、フィナーレへ
うぅ~ん、核は確かに踊る大捜査線なのですが
どうも、1.2ほどの感動が無かった気がします。

 今回感じたキーワードは、仲間ですね。
青島刑事の昇進により、今作では部下仲間が新キャラとして
出演するのですが、あの和久さんの手書きメモを
形見として持つ和久さんの甥っ子、和久信次郎(伊藤淳史)
女版青島刑事?と思わせるような、行動が大胆な
篠原夏美巡査(内田有紀)と、凄い魅力というか個性の強い仲間
 ただ、今回がそんな新キャラを定着させて
4へつなぐ為の作品に思えて残念な気持ちになりました。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」を見て
まず、真っ先に感じたのは・・・今回に限っては少々
観る人を選んでた感じがしましたねぇ~
もともとがドラマから始まってますし、スピンオフなんかも
沢山有る作品ですから当然ですが
その全てを映画で回収しているのか、知らない人が満載。

 もちろん知らなくても十分楽しめる作品に
なっていたのは間違い無いですが、新キャラが数名登場する中
知らない人が、あたかも以前に登場してました!
的な役どころで普通に出るのは、あまり気持ち良くありません。
せめて映画派を考慮して、映画を全て観た人にはわかる作品に
して欲しかったかなぁ~
 おそらく、ドラマ版のみ登場した人だとか・・・
直前のDocomo動画で新登場の人が何人か登場して
全てを知ってる人のみが、より楽しめる作品でしたねぇ。

♪今日の音楽♪(768)
「陽は、また昇る」"ヘキサゴンオールスターズ"
アルバム『WE LOVE ヘキサゴン』より
 公開から既に、かなり時間はたっているのですが
やっぱり映画はスクリーンで!という気持ちになり
映画館へ足を運びました~。ただ、今回観た映画は、
どうも複雑と言うか深いと言うか・・・
少しでも、理解が遅れると置いていかれちゃうような
そんな感じの映画でしたねぇ~

 今回はインセプションを観てきました~。
ステージはまさに夢の中の世界がメインなだけに
設定というか、ルール的なものを見逃してしまうと
それ以降はもう、何が何だかさっぱり~になりそうでした。
もしもこれから観る方は、映画の序盤でばら撒かれる
ポイント的なものを、しっかり押さえて観る事をオススメします。
ではでは、ネタバレの危険を避け↓ネタバレ宣言をしておきます。

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 コブ(レオナルド・ディカプリオ)は他人の夢へ侵入し
アイデアや情報を盗む事ができる優秀な産業スパイ。
ある日、ターゲットであるサイトー(渡辺謙)
スパイ活動に失敗したコブであったが、その腕を買われ
逆にサイトーから仕事を依頼される。
 それはサイトーのライバル社の会長の死を機に
跡取り息子の夢へ侵入、情報を盗むのではなく植え付け
息子に会社を解体させようというものだった。
コブは仲間を集め、その難題な仕事に挑む

 この夢の中でのルールっていうのか、設定が実に深くって
☆夢の中でもまた、夢を見る
☆夢の中の時間経過は、現実よりも流れが速い
☆夢の中の世界は、現実世界に影響を受ける
☆現実世界に戻るにはKICK(落下?)が必要。


 ストーリーは実に簡単なものなんですが、設定がどうも
現実世界とは離れ過ぎていて見落としがち・・・
夢の世界は時間の経過が遅いため、まさに世界は
時間さえも歪んだ4次元の世界。
 夢の中で見る夢の世界からすれば、現実世界というのが
夢の中の世界で、そこから夢の中の世界へ戻って・・・と、
夢にも階層がある感覚なのですが、観る方としては
現実世界だろうと、夢の中の夢の世界だろうと
観た目は全く変化が無いため、今まさにどの世界かを
理解しながら観ないと、まさに置いてけぼりです。
そこらへんの違いというか、区別を付ける的な
アイテムがもう1つ欲しかった気がします。

 今回感じたキーワードは、難しいですが時間ですね。
夢の中での時間は、現実よりも時間の経過が速いため
夢の中に長く滞在しても、現実ではさほど時間は過ぎていません
また、夢は突然異世界から始まるため現実からの
世界の切り変わりは一瞬です。
 これを常に意識しながら、どんな状況で夢に侵入したかを
記憶して観る事が大切に感じました。
と言うより、それを理解できないと楽しめそうに無いです。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 って事で、インセプションですが、
自分はこういった、観た人だけがわかる!的な
意味深なタイトルの映画は結構好きです。
 今作、本音で感想を言ってしまえば、かなり難しくって・・・
自分の理解度も低めの、75%程度ってところですかねぇ~?
DVDでも出たら、再び巻き戻しと再生を繰り返しながら
じっくり理解しながら楽しみたいと思います。
 もう一度観たい!と思えるほど、世界観の完成度だとか
アクションは完璧なのですが、正直スッキリ感は残っていません。
洋画にありがちな、何度も観て楽しむ映画だったと思います。

♪今日の音楽♪(767)
「羞恥心」"ヘキサゴンオールスターズ"
アルバム『WE LOVE ヘキサゴン』より
 何だか今年は、邦画をよく観ている気がしますねぇ
別に選んで観てるわけでも無い(はず)んですが
今回もまた、CMが気になり映画館へ行って来ました~
もう上映期間もラストに近いため、気になった方は
DVDをお待ち下さい。としか言えないんですけどねぇ

 今回は、一時期前までCMで話題(?)になってた
女性を中心に描いた映画FLOWERSを観てきました。
確か、シャンプーのCM(TSUBAKI?)だったかと思います。
あのCMも何だか凄い豪華な女優陣ですよねぇ・・・そして映画も・・・
あ~っと、あまりここで語り過ぎるとネタバレの危険が
有るので、ネタバレは↓にしたいと思います。

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 ストーリー・・・の前に、この映画それはそれは
凄い豪華な女優陣、蒼井優竹内結子田中麗奈
広末涼子鈴木京香仲間由紀恵の6人
もう、このメンバーの縁起だけで観る価値有りですよねぇ。

 さて、おおまかなストーリーに戻り時代は昭和初期
親の決めた婚約に納得がいかず、花嫁姿のまま
家を飛び出した凛(蒼井優)、そこから時代は流れ昭和30年代、
 凛の長女・薫(竹内結子)は幸せな結婚生活を
送っていた、しかしある日突然の出来事に・・・
次女・翠(田中麗奈)は昭和のキャリアウーマン。
仕事に熱心な彼女に、交際相手からのプロポーズが・・・
三女・慧(仲間由紀恵)は2人目の娘を妊娠
医師からは二回目の出産は厳しいと宣告を受ける・・・
 そして更に時代は流れて、平成へ・・・
慧の長女・奏(鈴木京香)はピアニストになる夢を追い上京
夢に自信を失いかけた頃、恋人からも別れを切り出されるが
妊娠に気づく。悩み苦しむ奏の元へ祖母・凛死去の知らせが届く。
実家へ戻る奏を迎えたのは、次女の佳(広末涼子)だった。

 うぅ~ん、何だか6分割してしまうのは勿体ない感じ
メインは凜(蒼井優)-慧(仲間由紀恵)-奏(鈴木京香
の流れだったのですが、他3人のストーリーも目が離せません。
 個人的には翠(田中麗奈)のストーリーが大好きでしたねぇ
男性に負けじと仕事にかける熱心な姿と、プロポーズを受け
「仕事」と「結婚」の間で揺れる姿が、その時代のイメージを
よく表現出来ていた気がします...
(自分はその時代でも無ければ、女性でも無いんですけどねぇ・・笑)

 さて今回感じたキーワードはこれです。女性の生き方ですね。
これほどの名女優がそれぞれの時代の、女性の生き方を演技。
それが一本の糸で結ばれてゆく感じが、映画として良かったです
まぁ...一本とは言っても、枝分かれ部分が有りますけどねぇ(笑)
 しかも今回の6名をつなぐ糸は、この世界でいうほんの一部!
更に過去にさかのぼり凜へと受け継がれてきたもの・・・
そして、奏&佳から受け継がれてゆくもの!FLOWERS。
まさに花から花へとつながってゆくもの、命の芽ですねぇ

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 って事で、FLOWERSを観ました。
もうこれは、まさに女性を応援する映画になっていましたねぇ~
男性の自分でも、深く感じるものが有りましたが・・・女性ならきっと更に
それほど、女性の強さをしっかり感じる事が出来る映画でした・・・。
そして、自分の母親に改めて感謝の気持ちを感じる映画でしたねぇ。

 今回出演の6名の女優、みなさん演技力も凄いのですが
キャラ(?)というか、イメージも凄くそれぞれに合っていて
本当に自然に観る事が出来ました!もう何度も書きますが
6人のストーリーそれぞれに、生き方を感じる事が出来て...
誰を中心に観るかでも、また違う楽しみ方が出来るように感じました。
DVDが出た時には、もう一度観ると・・・またイメージが変わりそう~。
 「アバター」あたりから、最近3Dが流行中ですよねぇ~
そんな中、今年2作目の3D映画を観て来ました。
映画と呼ぶには上映時間も37分と短く、短編に近いんですが
製作・企画にはあのお台場の日本科学未来館も携わり
アカデミー賞「おくりびと」の脚本家、小山薫堂さんによる
オリジナルストーリーという豪華っぷり!観るしか無いですよねぇ

 そんなわけで、今回は短編に近いのですが3D作品
FURUSATO~宇宙からみた世界遺産を観て来ました。
映画館の大スクリーンで、世界遺産が観れるって事で
もう観る前から、かなり楽しみにして観て来ました~
ではでは元が短編なだけに、ネタバレは超危険なので
↓へネタバレ宣言は、しておこうかと思います。

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 地球46億歳、その長い長い歴史の足跡として
独自の生態系を育み、大自然あふれるニュージーランド。
5000年前、ナイル川流域に繁栄したエジプトの古代文明。
そして日本、この3カ国を中心にそれぞれの街の
子供の視点で世界遺産を映し出す。

 こういった映画でしたが、もうストーリーと言うよりも
3Dによる数々の世界遺産!この感動に尽きますねぇ・・・。
百聞は一見に如かず!まさにこの言葉がピッタリです。
映画よりも、プラネタリウムだとか、そちらに近い感じかなぁ

 ピラミッド地帯テ・ワヒポウナム,そして日本からは
厳島神社と、悲しみを世界に残す負の遺産、原爆ドーム
その他にもウルルグレート・バリア・リーフベネツィア
マチュ・ピチュグランドキャニオンetcと世界遺産たっぷり!
映画を観ただけで、まるで世界旅行に行ったような感覚!
3Dシーンでは、スクリーンに引き込まれるようでした。

 今回感じたキーワードはこれにしましょ星空ですね。
この壮大なシーンの数々の中で、この3カ国の子供の
ストーリーをつなげていたのが、この星空だったと思います。
星空を見上げる子供達、そしてその宇宙から観た地球。
そう、この地球は星空でつながっている!この綺麗な地球を
守っていきたいですよねぇ~。美しい地球が一番です!。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 って事で、FURUSATO~宇宙からみた世界遺産の感想を・・、
映画に出た中で、自分が唯一行った事が有るのが広島の原爆ドーム
いくら大スクリーンで観ても、やっぱり生で観るのには
遠く及ばないでしょ?!と言われれば、当然その通りなのですが、
3D上映って事で、臨場感あふれる映像となってました。
 そして現地に行ったからって入れない(観れない)場所まで
観る事が出来たのは、映画だからこその魅力でしたねぇ~。

 Google Earthで、世界を観たりするのも自分は大好きなのですが
そこもまた、3Dスクリーンで観るのは違った迫力です!
写真よりも映像!映像よりも3D!3Dよりも生!
生で観るのが一番に決まってます!でも、さすがにこれほど数々の
世界遺産を生で観るのは難しいと思いますので、それだけでも魅力です。
上映してる映画館は少なそうですが、お近くで観れる方は是非!
映画館で無くても、お台場の日本科学未来館では上映してるそうです。

 余談ですが日本のシーンに出演していたのは、モデルの内田伽羅さん
「おくりびと」「シコふんじゃった」本木雅弘さんと
「東京タワー ?オカンとボクと、時々、オトン?」内田也哉子さん
の長女、まさに俳優・女優そしてアーティストな家系ですよねぇ~
 物語に最終話というのはつきものでは有るのですが、
最終話ってやっぱり難しいですよねぇ~
人気シリーズで有れば有るほど、その勢いと言うか
盛り上がりを残したまま終了するのは困難だと思います。
ましてや今回の作品は、原作とは役者も違えば監督も違う
そんな中で迎える最終章、さてさてどんな終幕になるのか?。

 と、今回は座頭市 THE LASTを観て来ました~。
正直自分は原作(主演:勝新太郎)は知らず、北野武監督作品が最初
(いずれ原作も観てみたいとは、思っております。)
その後、女版の座頭市を綾瀬はるかさんが演じたりと
いろんな話題を呼んだ座頭市も今回で本当のラスト!
そんな宣伝文句にひかれて観に行って来ました~
今回もネタバレの危険を避けるため、続きは↓へ

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 最愛の妻タネと、「これが最後だから」と約束を交わし
最期の闘いに挑んだ市(香取慎吾)は、その死闘の後
人斬りを辞め、故郷で百姓として生きる道を選んだ。
 故郷の旧友である柳司(反町隆史)の元へ身を寄せるが、
村は悪の限りを尽くす天道一家に支配されていた。
行き場を失った民は、市へ人斬りとして助けを求める。
人斬りを辞めた市だったが・・・

 と、そんなストーリーでした。そんな中でも
際立っていたのは、天道(仲代達矢)の悪役っぷり!
目を疑うような、この上無く理不尽な悪が有るからこそ
正義が活きるってものですよねぇ~。

 アクション的には、北野武監督作品のが
個人的には好みでしたねぇ~。
あの野党をバサバサと、一瞬で斬り倒していくシーンには
何とも迫力が有ったのを、今でも記憶しています。
今作でも殺陣のシーンは、何度となく有るんですが、
どうも、あのゾクゾク感が足りない気がしました。
 本家を知らない自分が言うのもなんですが、
盲目だからこその闘いをもっと観たかったですかねぇ。
比較してはいけませんが、北野監督の座頭市には
それが確かに有りました。
相手が気づく前に、影から斬り倒していく・・・的な
死角だろうと、闇夜だろうと関係無し!まさにあれは座頭市。

 今回感じたキーワードはこれかなぁ・・・約束です。
最愛の妻タネ(石原さとみ)と交わした約束を
守り人斬りを拒む市と、故郷の村人の苦しみを
放ってはおけない市の葛藤が、伝わって来ました。
 まさにこの約束が今作品の柱となっていましたよねぇ
殺陣よりも物語を楽しむ座頭市!そんな感じです。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 って事で、座頭市 THE LASTを観ました。
話題&豪華CASTには大満足!ただ・・・このCASTについて
言うなら、石原さとみさんのファンで観に行かれた方は
少し不完全燃焼な作品になってしまったかもしれませんねぇ

 物語は予想以上にしっかりしていて、最期まで楽しめました。
しかし・・・、今回は何と言っても”LAST”ですから。
まぁ、LASTと題するにはその方法しか無いのかなぁ~?
とは、ある程度予測が出来ましたが、まさに今回が最後。
 原作者の著作権が切れた頃、新作は自由に作られるかもですが、
それを考慮しても今回がラスト、いやいや・・・もうこれは
ネタバレみたいなものですね。スミマセン・・・はい。
これから観に行かれる方には一言、今回はあくまでPG12の座頭市。
アクションの迫力に、大きな期待を持つよりも
ストーリー重視で観る事をオススメします~。

♪今日の音楽♪(764)
「泡になった」"BONNIE PINK"
アルバム『Every Single Day-Complete BONNIE PINK(1995-2006) -』より
 映画館の予告編で観て、どうも気になるというか・・・
無性に観たくなる作品って有りますよねぇ~?
とはいえ、あまり予告編で出し過ぎてる映画は
見終えた後の感動というか、評価が下がってしまいがち
ある意味あの数秒の予告編って、とっても大切ですよね。

 さて、今回観て来た映画は本屋さんや予告編を見ていて
気になってた作品ダーリンは外国人を観て来ました。
もう、タイトルからして内容は想像出来そうな感じですが...
さおりと語学大好きな外国人トニーとの、ハートウィーミングな
交際物語~なノンフィクション(?)。2人の交際...そして国際結婚へ
さて、ではあまり書きすぎないようにここから先は↓へ書きますね
ネタバレ読みたく無い方は、ここで引き返してくださいませ~

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 映画自体は、ストーリーとは少し無縁な
国際結婚(お付き合い?)してる方の、あるあるネタから
スタートするのですが...それがまたおもしろい~!
 そしてストーリーの方はというと、語学好きのアメリカ人恋人
トニーと出会ったさおりが、国際結婚を目差して交際をする
しかし2人の生活には、思わぬ展開が待っていた!

 と、そんなストーリー・・・正直、過去に観た映画の中でも
コメディ感覚の映画では、個人的にあまり良い作品に
出会って無いのですが、この作品はコメディー?と思わせる
始まり方ながらしっかりしたストーリーが有り、意外な展開へ。
ラストには、凄く感動のシーンが待っていて、かなりオススメ!

 語学好きのトニーの発言の数々にも、これまた注目!
まぁ...完全にネタバレなのですが、まぁ予告編でも
流れてる範囲なんで、良い・・・よね?
「ぶん殴るって、何で"ぶん"なんだろう?」と、ふと突然
つぶやくのですが...うぅ~ん、これって日本人ながら難しい~(笑)
と、映画を観ながら色んな日本語を考えさせてくれます~
そんな日本語のおもしろさも、この映画の魅力の1つです! 
意味はわかるけど、あまり使用しない日本語なんかも登場したりして
そちらの方も、かなり楽しむ事が出来ました。

 今回感じたキーワードはこかなぁ度肝ですね。
まさにこの映画の中で、度肝抜かれちゃう事間違い無し!
軽い気持ちで観に行った自分も、見終えた後にはすご~くスッキリ!
國村隼さんや、大竹しのぶさんといったベテランな
役者さんの演技にも、かなりやられましたねぇ・・・
まさに映画自体に、度肝抜かれますよ~!

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 って事でダーリンは外国人を観ましたが、
かなり良い作品に仕上がっていました~。
ハートウォーミング系のお話なので、映画館のスクリーンで
観る価値は有る(?)と聞かれれば、確かにDVDでも
十分に思えますが、映画としての感動はかなり有ります!。
価値は十分に有ると・・・自分は感じましたねぇ。
この映画は、オススメできます!

 この作品は、原作者小栗左多里さんの実話が元になっているそうですが
実際のダーリンも、凄く楽しいんでしょうねぇ~
以前に何だったかのTVで、ダーリンのお気に入り漢字「華」の
お話をしていましたが、この「華」って漢字を見た時に
衝撃を受けたんだとか・・・文字の意味はもちろんバランス的な(?)
そういうお話を聞くと、町中でたまにおかしな字のTシャツなんかを
着てる海外の方の気持ちって、わかる気がしますよねぇ~
そんな自分も、着てる服の英語の意味なんてさっぱりな事が多いんですけどねぇ(笑)
 映画はやはりスクリーンで観るもの!
もうDVDまで販売されてしまったのですが・・・
これはもう、スクリーンで観るラストチャンス!と思い
地元では無い映画館へ行って来ました~。
やっぱり話題作だし、話題にギリギリ(?)乗るためにもこれは
3Dで観ておかなきゃいけませんよねぇ~って事で...

 そんなわけで、今回は少し時期はズレているのですが
2009年の超話題作アバターを観ました~。
かなりの方が映画館へ観に行かれたそうですし・・・
DVDを購入された方も多いと思いますので、
今更ネタバレでも無い気はするのですが...念には念を入れる意味で
ネタバレ宣言は、しておこうかと思います。

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 時代は今よりも未来、人間は異星にある貴重な鉱物を求めていた。
しかし、その鉱物はその星に暮らすナヴィと呼ばれる先住民の
住処の真下にあると言う・・・。主人公のジェイクは鉱石を採掘するため、
ナヴィと人間のDNAを掛け合わせた肉体"アバター"を用いて
ナヴィとの交流を図る"アバター・プロジェクト"に参加する事となる。
ジェイクはアバターを用いて、遂に人間では適応出来ない環境へと
足を踏み入れるが・・・

 といったストーリーでしたねぇ~。
もう、細かい部分を気にせずに観ればストーリーはかなり明快!
先住民のいる土地へ足を踏み入れる!という設定も
よく有るパターンと言うか、王道な感じはしますよねぇ~
そして、王道なだけに...後半はやはり、想像通りの展開になり・・・
まさに小細工無しの、ど直球勝負!なイメージでしたねぇ。

 肝心の3Dの方は、かなり自然な感じで観る事が出来ました。
中盤なんかはもう、ストーリーの方に入り込み過ぎると
3Dである事も、忘れてしまいそうなほどに違和感は有りません。
それだけ、3Dの完成度が高いって事ですよねぇ~
あの膨大な制作費も納得の作品になっていました。

 人型でありながら別の種族ナヴィに関しても、これを実写化&3D化する
CG技術は、かなり大満足出来るものでしたねぇ。
自然過ぎて、まさにその場にいるような雰囲気にすらなります。

 今回感じたキーワードはこれにしましょ鉱石ですね。
かなり高価な鉱石だ!とだけ冒頭で紹介されるのですが...
その価値が、何故それほどの価値が有るのかは最後まで消化されず・・・
 高価って事は、誰かがそれほどの額でを買い取るって事ですよね?
その買い取り手が鉱石に、そこまでの金額を出す理由とは?的な事が、
気になったまま終わってしまいましたねぇ~(笑)。
単なる希少価値なのか?、使用の用途的なものなのか?
気にし過ぎ!と言われればそれまでなのですが、
問題の引き金となった鉱石なだけに、明確に終えて欲しかったですねぇ
噂される2作目が有るなら、そこらへんにも触れてもらえるんでしょうか?

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 そんなわけで時期遅れな、アバターを観ました~
ストーリーはかなり王道と言うか、もう人類の悪い歴史を
そのまま異世界のお話として映画化した感じで、明快かつ深い作品
3DやCGは誰でも満足間違い無し!の力の入りよう・・・
気になっちゃった人はDVDでも絶賛販売中!です。
ただ...やっぱり、この作品は3Dで観て欲しい作品でしたねぇ~。

♪今日の音楽♪(757)
「嵐の素顔」"工藤静香"
アルバム『unlimited』より

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