原作である漫画がスタートしたのが2016年(wiki調べ)
昨年、原作は最終回を迎えたにも関わらず大ヒットして
ユーキャン新語・流行語大賞にもノミネート。
映画界では20年ぶりに、日本歴代興行収入ランキングを更新!
個人的には「千と千尋の神隠し」も大好きなんだけどねぇ~
その映画の公開が2020年10月16日(wiki調べ)というので
もう半年も経過しているんですが・・・今さら・・

 そう、今さらですが映画館へ観に行って来ました。
っていうか、半年も上映してる映画って・・・何か凄くない?
ヘタすりゃ、もうすぐDVDも発売されてレンタルとかでも出そう。
って事で、もうわかりますよね?「鬼滅の刃 無限列車編」です。

 肝心の原作は甥っ子に勧められて、少しづつ読み進めまだ途中~
甥っ子「読んだ範囲で、もう映画の内容はわかるよ。」
というので、スクリーンで観ておく事にしました。
甥っ子とも会話を合わせたいしねぇ~

■□■□■□ここからはネタバレが有る・・・かも■□■□■□

 ネタバレも何も、良い意味で原作そのままな感じがしましたねぇ~
主人公の竈門炭治郎は鬼殺隊と呼ばれる、鬼を退治する隊員の1人
仲間の我妻善逸嘴平伊之助、妹の禰豆子と共に、鬼がいると思われる
無限列車に乗り込んだ、そこで柱と呼ばれる鬼殺隊のエリート(?)
煉獄杏寿郎と合流し、鬼に挑む・・・
といった、きっと今では誰もが知ってるストーリー
 
 こういった原作に、しっかり忠実な映画は初では無いけれど
そういう映画のクリアすべきポイントを感想として挙げてみると

・原作に一切触れてない、映画だけを観た人が理解できのるか?
 先に原作を読んでしまってる自分には、わからないんですが
きっとクリアはしていたと思う。初耳なフレーズが時折出て来るでしょうが
会話の流れで、雰囲気は理解できるようになってたと思います。

・時間の制限が有る中で、急ぎ過ぎていないか?
 これはもう、完璧でした。大切なシーンを残しつつ
アニメ化する事でよりわかりやすく、ストーリー的にも簡潔で
良い部分が映画化されていたように感じます。
なのに、カットされた部分はあまり目立って無いのがまた良かったかなぁ

・原作を知っていても満足が出来るか?
 評価は分かれるでしょうけど、個人的には原作の世界観を
壊してるような完全オリジナルストーリーよりは、全然楽しめました。
原作だと、ここでは登場しないはずのキャラもわずかながら登場して
他のキャラのファンも、満足出来るようになっていました。

 今作品の勝手に自分が思うキーワードは「責任」ですねぇ~
鬼殺隊としての責任!鬼から人々を守る使命!
誰かのために!という心と責任感に感動します。こんなにも
少年漫画の王道のような内容なんですが、演出がとても秀逸でした。
 この映画のオープニングは、オリジナル部分だったと思いますが
そのシーンもまた原作を知った上で観ると責任というワードが
まさにピッタリ、そしてスムーズに本編へつながる内容は流石でした。

■□■□■□■□■□ネタバレ終了~■□■□■□■□■□■

 というわけで「鬼滅の刃 無限列車編」でしたが・・・
鬼滅の刃の人気の理由を、しっかりと感じて来ました~
メッセージ性というか、1キャラ1キャラの台詞が完成してるというか
直球勝負なだけに、凄く心に響く感じですねぇ~。そういう意味では
この映画の第二の主役とも言える、炎柱の煉獄杏寿郎がまさに
直球勝負キャラで、映画との良い相乗効果が有ったと思います。
 
 泣ける!と言われていましたが...まぁ、個人的には
それほど泣ける感じでは無かったかなぁ~・・残念ながら・・
自分の場合、原作を読んだ中で好きなキャラと言うか
お気に入りのキャラが他とズレているので、映画化された時に
感情移入してる目線が違ったのが、泣けはしなかった理由かなぁ?(笑)
しっかり主人公目線では、後半はかなりの名シーンだったと思います。

 せっかくの映画!って事で、原作で読むのとは違う迫力というか
映像も凄く綺麗だったし、音楽やBGMも良かったので満足です。
映画は本当に途中のストーリーのため、消化不良な部分も有りますが
だからこそ、これきっかけで原作へ、って人もきっと多い気がします!
実写化とかではないアニメのままの映画の中では、良い作品でした。
さて少しづつ自分も・・原作も読もうかなぁ~?そろそろ終盤です。
えんとつ町のプペル・・・(ネタバレ注意報発令中)
 今年の目標の1つは、泣ける映画に出会う事!と
年始に発表している事もあり、少しでも感動した!と噂の
映画はやっぱり注目ですよねぇ~。原作は絵本?
原作者がキングコング西野亮廣さん(芸人さん)?というのは
ちょっと気にはなりますが、自分の周囲で評判なので
映画館へ行って来ました。って事で「えんとつ町のプペル」

 絵本が原作の映画って、過去に観た事有ったかなぁ?と
記憶をたどってみると、過去には
「パパは悪者チャンピオン」、「あらしのよるに」あたりが
自分の観た中では絵本が原作..とりあえず初では無いようです。
※芸人さんが原作の映画は、結構沢山観てる・・と思う。

■□■□■□ここからはネタバレが有る・・・かも■□■□■□

 もとが絵本なだけに、凄くわかりやすく入りやすい物語。
空を煙に覆われた世界、通称えんとつ町で住む少年ルビッチは
父の言葉を信じ、あの煙で覆われた向こう側には
光り輝く星と呼ばれるものが有るのだと思っていた・・・
 しかし、それを全く信じようとしない町の人達
煙の向こうに星は有る!そう強く思うルビッチがある日
謎のゴミ人間(プペルと命名)と出会い、冒険が始まる。

 まぁ、そんな感じのお話です。映画の設定として
閉ざされた世界の外側には?というのは、ありがちですが
何故その世界が?何のために閉ざされているのか?
というのは、やはり一番の注目ポイントですよねぇ~
この映画でもやっぱりこの謎は、大切な部分になっていました。

 朝の情報番組にゲストで出演した原作者の西野さんが
原作としては何巻(何部?)かある中から、映画化に伴い
メインとなる中盤部分を抜き出して作品にしました。
と言ってましたが、ストーリーを飛ばした感も無く
スムーズに観る事が出来ました。
 ストーリーの裏では、実は奥が深くなってる部分も有り
大人だからこそ、理解して心に刺さるシーンも有りますが
そんな複雑な部分をサラリとかわして、子供にも伝わる。
メインの星を観るために!な部分はブレず、ストーリーとしては
夢が有って良かったと思います。

 今作品のキーワード的な言葉、お話の中には本当に子供に
伝えたいメッセージが沢山散りばめられていて、
1つに絞るのは大変ですが、そんな中でも「信じる」ですねぇ~。
星が有ると信じる少年ルビッチの、姿がとても可愛い!
夜空に星・・なんて地球上では当たり前の世界に思えますが
当たり前じゃない世界だったなら?
 星は有ると信じて!上を向いて!例え1人ぼっちになっても!
ルビッチをついつい応援したくなります。
そして、ずっとそばにいてくれる仲間(プペル)の存在が・・・
まさに絵本!なファンタジーな部分や綺麗な映像も有るので
本よりも映画向きな作品だったと感じました。

■□■□■□■□■□ネタバレ終了~■□■□■□■□■□■

 というわけで「えんとつ町のプペル」観てきました~。
肝心の感動で涙が・・・とは、なりませんでしたが
凄く良い作品でした。完全にファンタジーな世界なはずなのに
どこか現実の世界にも通じる所が有って、心を引き込まれます。
大人目線と子供目線、どちらで観ても上手にまとめられています。
 少しだけ飛ばし気味に感じた、この世界の始まりについては
きっと原作の絵本の方をしっかり読めば、もう少し
スッキリするのかなぁ?とも感じました。
とはいえ前編・後編とかにすると、くどくなりそうですから・・
1作品でバシッと!完結するには、これが限界だったかなぁ~

 余談ですが、特別出演(?)として、原作者西野亮廣さんの相方
カジサックさんが声優出演してたらしい(エンドロールにて)
ですが、自分は全く気付きませんでした~
 もし、今後観に行かれる方がいれば、どこのシーンで
どんな台詞だったか?コッソリ教えて下さい~(笑)
浅田家・・・(ネタバレ注意報発令中)
 映画といえば、今はあのアニメの映画がブレイクしていて
公開??日で、興収???億円超え!なんて騒がれていますが
地元の映画館もロビーはチケットを求める人であふれています。
このアニメも、甥っ子に影響され漫画を少しづつ読んでいるので
気になっていて、いつかは観ようと思っているんですが
さすがにこの混雑の中、観る気にはとてもなれません~

 って事で、映画館へ行って来たんですが、その大人気映画の裏で
「浅田家!」を観て来ました~。
この作品は自分の住む三重県の・・・って、辞めておきましょう~
って事でいつも通り、これから観る予定でネタバレを
読みたくない人へ配慮して、ネタバレ有るかも宣言。
まぁ、本当にヤバいネタバレは避けてますけどねぇ~
 とにかく、主演を嵐の二宮和也さんが演じる!って事と
三重県が舞台(ロケ地)になっている!って事に注目でした~。

■□■□■□ここからはネタバレが有る・・・かも■□■□■□

 三重県出身のカメラマン、浅田政志さんの実話をもとに
作られた映画、自分の家族写真集「浅田家」を出版し
脚光を浴びたカメラマン浅田政志さんがプロとして
歩む中で様々な人と出会い...そしてあの東日本大震災で
・・・といった、とってもシンプルなストーリーでした。

 シンプルだからこそ、映画の内容が求められるというか・・・
役者さんの演技力も、凄く大切になってきますよねぇ~
そんなCASTには嵐の二宮和也さん妻夫木聡さん平田満さん
黒木華さん風吹ジュンさんetcと充実したメンバー
個人的には、黒木華さんの演技に感動するシーンが有りました。

 自分も旅行先とかで、写真を撮るのが好きなので
写真については、共感出来るシーンがいくつか有りました。
とはいえ専門的な事もなく、誰もがなるほど~!と思えるような
写真を通して、色んな事に気づかせてくれる感じでしたねぇ。
東日本大震災という、まだ少し扱い辛い実話を元にしているけど
映画としては綺麗にまとまっていて、脚本も凄く良かったかなぁ

 今作品のキーワード的な言葉は、「家族」ですねぇ。
映画がストレートに家族写真をテーマにしてるので
まさに家族!といった映画になっていました。
 写真の中に残された家族のメッセージが、凄く伝わります。
ラストに核となる部分は、想像が付いてしまったのが少し残念~

■□■□■□■□■□ネタバレ終了~■□■□■□■□■□■

 というわけで「浅田家!」観てきました~。
さすがはロケ地が三重県!って事で三重県民には何だか
嬉しいシーンがいくつか有りました。ロケ地巡りしようかなぁ
(自分の超地元、鈴鹿サーキットのシーンも有りました。)

 メインとしては写真のお話なんですが、近年の写真って
デジタル化が進み、メモリーカードに何百枚も保存が可能な時代
山ほど撮影して、その中の数枚..あっ、この写真良いかも~
な、そんな感覚ですよねぇ~?
 もしも枚数制限が有ったなら、どんな写真を撮るだろう?
まさに昔のフィルムカメラの時代を思い出す、そんな感じ。
被写体も構図を決めて、細部にまで可能な限りこだわって!
こんな写真を撮って残しておきたいなぁ~って、そういう
気持ちにさせてくれるそんな映画でした。

 このお話のモデルになった、三重県出身カメラマン
浅田政志さん、自分よりも年下なんですよねぇ~・・・
その年齢で人生を、が主演の映画化!なんて、本当に凄いですよねぇ
号泣
 映画「黄泉がえり」のDVDを、改めて観ました。
自分の人生で、初めて購入したDVDですねぇ~
ここの日記でも、初のDVD購入~なんて書いてるので
それは間違い無いと思います。(日記って便利~)

https://sakura11.diarynote.jp/200308200000000000/

 DVDを購入してまで、永久保存しておこう!って思うのは
自分にとっては、なかなか珍しい事だと思います。

 竹内結子さんが、主演女優として出ている作品。
(この作品で、竹内結子さんは優秀主演女優賞も受賞)
映画の内容が、熊本県阿蘇市で死んだはずの人が蘇ってくる
という内容なのですが、その黄泉がえりには条件があり
その現象の謎を主演の草彅剛さんが探る・・・って感じの
そんなストーリー。

 これを観た時には、良い作品だなぁ~なんて思いつつも
さほど感じ無かったんですが、今、改めて鑑賞して大号泣。
年齢を重ねて、涙もろくなった事も有るかもしれませんが
何より竹内結子さんの役や演技が、今と重なって・・・(泣)
自分の年齢的にも今後の人生で、こんな素敵な女優さんを見る事は、
もう無いかもしれませんねぇ~

 次は時間が有ったら、今度はドラマの
「ランチの女王」を観ようかなぁ~
(こちらも全話、DVDに録画保存してあります・・・)
改めて、竹内結子さんのご冥福をお祈り致します。
前田建設ファンタジー営業部・・・(ネタバレ注意報発令中)
 今回はお誘いされて、映画館へ・・・予告編だとか
情報誌etcでも、観たい映画のリストには入って無かったんですが
建設業&マジンガーZをテーマにした実際のお話だとか
そんなわけで「前田建設ファンタジー営業部」を観ました。
建設業でも無いし、マジンガーZって・・・
その世代じゃ無いんだけどなぁ~なんて思いつつ映画鑑賞~

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 ストーリーは超が付くほど単純明快、現在の技術をもって
架空の世界の建造物を実際に作ったらどうなる?を検証して
工期・工費の見積もりを出そう!というプロジェクトが発足。
それに巻き込まれた社員達の奮闘記..といった感じでした。

 このプロジェクトが実際に有るっていうから驚きですねぇ
そしてその第1弾となるのが、マジンガーZの地下格納庫・・・。
格納庫は地下に有り、その上には汚水処理場兼プールが有る。
プールが2つに割れて、下からガガガーッとマジンガーZ
押し上って来る..と、アニメを観て忠実に再現を試みる。
実際に見積もりを出すとなれば、場所は?大きさは?材質は?と
意外と色んな問題が出て来る建設業の課題。
ちょっとバカバカしく思えるテーマに、真剣に取り組む姿が
クスッと笑える感じです。

 目指すところは、原作に忠実な姿&機能ですから・・・
原作を観ていく中で、新しい事が発見されれば
そこもまた取り入れ・・と、どんどんお話は膨らんでいきます。
凄く単純なようで、深い世界に驚きと感動の連続になります

 今作品のキーワード的な言葉は、何と言っても「夢」ですね。
以前、岡山へ旅行へ行った時に、実際に乗って操縦が可能という
巨大モビルスーツを見ました。それはZガンダムでしたが
マジンガーZのような巨大ロボは、男の子のそのものですよねぇ
の世界...映画の中では、違う意味でのの世界も
登場するので、迷う事なく今回のキーワードは「夢」で決定です~

■□■□■□■□■□ネタバレ終了~■□■□■□■□■□■

 「前田建設ファンタジー営業部」観てきました~。
建設現場の事なんて全くわかんない~!とか、マジンガーZなんて
世代じゃ無い~!と思っても、ご安心ください!。
そこは同じ境遇の主人公が、同じ気持ちで反応してくれます(笑)。
 わかんないならマジンガーZのシーンを観てみよう~とか
わかんないから専門家に聞きに行こう~とか、そんな感じです。

 無知識な主人公がわかるように、専門家が説明をしてくれる
普段、何も感じずに観ているトンネルやダムetc建設業のお仕事
普通では入れないような場所へも、主人公達が行ったりして・・・
気分は社会見学!って感じかなぁ~。
そんなお勉強感覚な映画ですが、かなりわかりすくて良いです。
マジンガーZ世代なら、もう少し深く楽しめるかもしれません。
 映画でもいきなり登場しますが、マジンガーZの地下格納庫
動画サイトでオープニングを観れば、すぐに出て来ます。
それだけ観れば予習は十分。興味無い人にこそおススメな映画です。

 実際のプロジェクトはweb上でどんどん進み、他の建造物にも
挑戦しているみたいなので...次回作とか観てみたいです。
カイジ ファイナルゲーム・・・(ネタバレ注意報発令中)
 映画をつまらなくするようなネタバレは避けていますが
フレッシュな気持ちで観たい人は、読まない方が良いかもしれない
映画ネタバレ注意報。あくまで自分の記録として書いてます。
今回観て来たのは「カイジ ファイナルゲーム」
ついに実写映画化も3作品目、今回は完全オリジナルって事で
どんな展開になるのか?期待しつつ観て来ました~

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 オリンピックも終了し、みるみる不景気となった日本が舞台。
一攫千金の夢を狙うカイジが誘いを受け、様々なゲームに挑む。
「バベルの塔」「最後の審判」「ドリームジャンプ」etc
原作には無いオリジナルゲームを前に、カイジはどう挑むのか?
といったストーリーでした。

 原作に無いオリジナルなゲームが次々に登場するんですが
詰め込み過ぎていて、それぞれの良さが目立って無かったかも・・
悪く良えばゲームとして成立していないものが多かったし、
結果も主人公のカイジの力というよりは、運の印象が強く
主人公であるカイジの活躍というか、見せ場が少なく感じました。
 裏切り的な、まさか!なシーンでドキドキを作りたい気持ちは
わかりますが、そのステージとして全てを消化した後に
「実は~・・・」な展開は、あまり好きになれませんでした。
その実はが原因で、やってた事の意味もわからなくなる感じです。

 自分の思う、カイジはこうあって欲しい!という理想を
押しつける気は無いですが、今作は離れ過ぎてたかなぁ~
 原作のカイジらしいシーンを入れるために、その過程で
カイジらしさを失ってたところも、やや気になりました。

 作品を観て、感じたキーワードは「勝算」です。
今までのカイジのお相手っていうのは、確実に勝てる!という
ギミックを使いカイジを潰しにきてたため、敵として憎さが強調され
ドキドキしつつも、そこを見破り逆手に取り勝利!といった流れで
爽快感が有ったんですが、今回のお相手は何故その程度のギミックで、
勝算が有るのか全く理解が出来ません。
 一見平等に見えて、どう足掻いても勝ち目の無いお相手の勝算
ポイントの作品なのに、その勝算が無いために勝利にも爽快感を欠き
運が良かったなぁ~で終わる。そんなシーンの連続になってました。

■□■□■□■□■□ネタバレ終了~■□■□■□■□■□■

 って事で、「カイジ ファイナルゲーム」を観てきました。
これから観る方のため、1つだけ言っておかなきゃいけない事は
1作目・2作目とリンクし過ぎていて、この作品だけを観ても
楽しむ事は出来ないと思います。続編ではなく新シリーズですから
無意味な前作関連の台詞くらいは、入れないで欲しかったかなぁ~

 映画では肝心の複線も、わざとらしいというかバレバレで...
(超にぶい自分程度でわかるので、よほど雑なんだと思う)
駆け引きのドキドキや、複線回収の時の驚きが少なく感じました。
 詰め込み過ぎ&説明不足のため、全体的な話のつじつまより
藤原竜也さんのカイジっぽいシーンを重視した感じで
考えれば考えるほど、矛盾だとか意味不明な意図が見つかって
ツッコミどころがいっぱいな作品に感じました。
この作品をスッキリ観れた方がいるなら、説明して欲しいです。

 オリジナルで、原作のキャラ感を出すのは難しいと思いますが
1シーン毎にはカイジらしい台詞や、考え方も感じる事が出来るので
あくまで藤原竜也さんのカイジ演技として観れば楽しめるかも。
 小説で話題になった作品とかは、気にはなっていても
自分はなかなか読めない事が多いですが、ついに実写映画化!
って事で映画館へ行ってきました。「蜜蜂と遠雷」
何だか意味深なタイトルも個人的には嫌いじゃ有りません。
むしろ作中で意味が判明するなら、大歓迎な感じですかねぇ~
っていうわけで、あの直木賞を取った作品を観てきました。

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 舞台は有名なピアノのコンクール。そのコンクールで
注目された人物は、それぞれに異なる境遇を持つ4人だった。
・過去に天才少女と呼ばれ、数年ぶりに出場-栄伝亜夜
・優勝候補と言われる自他ともに認める天才-マサル
・強い思いを持ち、最後のコンクールに挑む-赤石
・名ピアニストの推薦状を持ち出場してきた-風間塵

それぞれが審査を受ける中で影響し合い、成長してゆく・・・
そんな感じのストーリーでした。

 演技的には十分なほど、4人の思いや個性は伝わって来て
さすがは役者さんや女優さんだなぁ~とは感じるんですが
肝心のピアノ演奏のシーンになると、自分のような素人では
その個性を感じ取る事が難しいように思えました。
 小説で読む分には知らない単語が出て来れば、その都度
調べながら読み進める事も出来るんでしょうけれど...
映画ではわからなくても、どんどんストーリーは進み
置いていかれる感じが重なり、ついていけなくなります。
音楽に詳しい人が観れば、納得の表現なのか?
正直、自分レベルではそれすらわかりません~。

 主演?とか、そういう雰囲気ではなくまさにコンクール。
観る側(聴く側)として誰に注目しますか?って感じの展開
観る人によって、好みもバラバラでしょうからねぇ~
 この類の作品は、審査結果が最後にぼんやりしたまま
終わるパターンが多い気がするんですが、決着(審査結果)を
ハッキリと見せてくれたのは良かったと感じました。

 作品を観て、感じたキーワードは「1音」かなぁ。
さすがは音楽をメインにした作品なだけあって
1音1音を丁寧に作っているのは、伝わりました。
 小説と違い、実際の演奏を「音」で聴覚にストレートに
伝える事が出来るのは、映画の強みですよねぇ~
この「1音」を文字だけで表現するっていう意味では
さすがは直木賞の受賞作品って事でしょうか?

■□■□■□■□■□ネタバレ終了~■□■□■□■□■□■

 って事で、「蜜蜂と遠雷」を観てきました。
音楽自体は好きなので、コンクールで演奏される曲を、
その曲として楽しむ事は出来たんですが・・・
ただただ上手な演奏~と感じる事は出来るものの
それ以上でもそれ以下でも無いまま観終えてしまいました。
 音楽用語なのか?ピアノ関係のフレーズなのか?
専門的な単語が畳み掛けるように登場するので
理解出来る人には、凄く楽しい映画なのかもしれませんが
逆に無知な人は、受け付けないような作品になってました。
(自分はもちろん後者)観る人を選んじゃう感じですねぇ。

 オリンピックetcで審査競技を観てるような、そんな感覚?
少なくとも、自分にはその優劣はわかりません~
みんな凄い!そんな感想だけが残ってしまいました(笑)。
まぁ、純粋に音楽を楽しむには良い作品だったかなぁ
クラシックとか好きな人なら、音楽だけでも楽しめそうです。
 自分でピアノや楽器を演奏する人だとか、詳しい人の感想は
どうだったのか?聞いてみたいですねぇ~。
予告編や感想を見て、気になってた映画を観て来ました。
っていうかもう、理系の自分としてはタイトルから
すでに惹かれてた気すらします(笑)
そんなわけで今回観て来たのは「アルキメデスの大戦」
”大戦”や”戦争”、戦闘シーンとなれば
邦画って何だか、こういうのは苦手なジャンルな
気がするなぁ~なんて思いながら映画館へ

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 戦闘シーンは邦画よりも、やっぱり洋画かなぁ~
なんて思ってた自分、冒頭の海戦シーンの大迫力に
いっきに心を奪われてしまいました。
 そんな戦争から時代は少しだけ戻ってお話スタート
1933年、欧米との対立を深めた日本は軍事強化の議論へ、
戦艦造船派を止めようと、山本五十六は数学の才能がある
櫂直を招き、戦艦の見積もりの不備を暴く計画を立てる。
数学で戦争を止めようとするに、戦艦造船派の邪魔が・・

 と、そんな感じのストーリーでした。
登場シーンでは山本五十六(舘ひろし)から計算の
早さを買われ、スカウトされる櫂直(菅田将暉)でしたが
どちらかと言うと個人的には、芸者さんの投げる扇の
軌道を考える、物理学なイメージが印象に残りました。
まぁここはストーリーとは、あまり関係無いですが・・・

 ストーリーのところどころに、数学的な測定方法だとか、
相関グラフ、微分方程式が・・的な考え方が出て来て、
理系の人はもう観ていてワクワクです。
数式を書き殴るシーンは、東野圭吾「ガリレオ」っぽい?
地上波とかで放送されたら、あの数式をまた見たいなぁ!(笑)

 脇役も最高の演技力で、軍艦派や航空母艦派の
偉い人達は、ベテランのCASTなのでもちろんですが、
個人的に良かったのは、田中少尉を演じてた柄本祐さん
 突然自分の上官となった、軍の事など無知な
「今や肩書きはあなたの方がずっと上ですから、
敬語など使わないで下さい!」
なんて、最初はイライラを
見せつつ、しっかりとサポートする演技が凄く良かった!
最優秀助演男優賞をあげたい~

 作品を観て、感じたキーワードは「着地点」かなぁ。
戦艦派、航空母艦派etc、色んな登場人物がいる中で
その人物の思い描く展開、着地点は当然異なります。
 観終えて、それぞれの考えてた着地点を知った時に
いっきにそれまでの謎の発言や伏線が、回収されて見事に完結!
超ネタバレですが、自分はいよいよ終盤のシーンになって
初めて最初の戦闘シーンの伏線に気付くほどのうとさ(笑)
それでも十分に楽しめました!

■□■□■□■□■□ネタバレ終了~■□■□■□■□■□■

 って事で、「アルキメデスの大戦」を観てきました。
主要な登場人物も少な目で、スッキリと観やすい作品でした。
”物体が押しのけた流体の重さ分の浮力を受ける”
アルキメデスの原理..物体は戦艦、流体は海水・・・
戦艦と浮力、そして海戦...気付けば深いタイトルですねぇ。
全てを理解した上で、再度観たくなる作品です。
むしろ、2回目にはまた新しい感動が有りそうな、そんな名作です。

 ひさびさに、凄く良い!と思える映画を観た気がします。
終盤のシーンには、凄く裏切られる展開が有りますが
それすら心地い良いラストを迎えるので注目です。
 ラストって意味ではこの作品は原作がまだ連載中だそうで、
原作の方も、どう続いてるのか?気になるところです。
とにかく大満足の、観て欲しい映画でした。
 観る映画を選ぶ基準の1つとして、前作が話題になった
監督の作品って、やはり気になるところ、
なんて・・・思っていたら何と今作もサラリと人気となり
すでに興行収入は100億円を突破したとか・・・

 正直、前作ほど注目はしていなかったんですが
(って言いつつ、前作観たのも終わり際でしたが・・・)
新海誠監督の「天気の子」を観て来ました~
アニメ映画と言えば自分の中では、まだまだジブリとか
ディズニーのイメージが強いんですが、新時代?
色んなCMともコラボしているのが印象的ですよねぇ

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 離島から飛び出し家出をする少年(帆高)は船で東京へ
しかし、東京での生活は思ったよりも困難な日々となり、
船の上で助けてもらった人物(須賀)の元を頼り訪れる。
雑誌の仕事を与えられ、取材をする中での色んな出来事が・・
雨の降り続く街で「100%晴れ女」の少女(陽菜)と出会う。

 狙ったわけでは無いでしょうけど、雨が多い街というのが、
何だか今年を象徴してるようにも感じてしまいます。
今年も豪雨被害のニュースが多い。まさに異常気象の世界。
 祈る事で束の間の晴れを届ける事が出来るという
特殊な能力を持つ陽菜、まさに「天気の子」ですねぇ
誰にだって、この時だけでも晴れて欲しい!
なんて時は有る。そんな時にそんな能力が有ったなら
ただ、その凄い能力には代償として・・・
さすがにそこまでネタバレは出来ませんが、そんな物語。

 ストーリー的に、ちょっぴり急ぎ過ぎてる感があって
少しうまくいき過ぎというか、奇跡級な出来事のシーンが
目立ってたように思えますが...まぁ、そもそも
「天気の子」自体が奇跡のような存在ですからねぇ~
サラリと流して観るべきところなんでしょうか?(笑)
 観終えた後も、少しだけ謎のままというか
消化不良なシーンが残ってしまった気がするので
地上波放送が有れば、再度チェックしようと思います。

 作品を観て、感じたキーワードは「東京の姿」ですねぇ
前作と違って今作の舞台は、殆どが「東京」でしたから..
そんな中でも、映画の途中で出て来た「元々東京は~~」
という台詞が最大の伏線だったんだなぁ~と思います。
 そんなファンタジーな「東京の姿」を感じるのも1つ
帆高&陽菜の恋愛として楽しむのも1つ。
色んな要素が凝縮されてるような映画でした。

■□■□■□■□■□ネタバレ終了~■□■□■□■□■□■

 って事で今回は「天気の子」を観てきました。
タイトルで"天気"を扱ってるだけあって、天気の描写は
とても綺麗でした。雨の雰囲気も、晴れの雰囲気も・・・
雲の切れ間からこぼれる太陽の光とか、とても綺麗です。

 この監督の舞台は、今の日本なのが特徴な気がします。
東京は詳しく無いけど、東京在住の人からすれば
あぁ~、あそこかぁ~?と、場所がわかるんだと思います。
駅名だとか、名所もそのまま登場。きっと雰囲気も・・・
前作では、飛騨高山の駅が有名観光地になったように
今作も聖地巡りが、出来そうな世界観でした。
 そんなリアルな世界観を舞台にしてはいるんですが
しっかり内容はアニメだからこそ出来るファンタジーを
しているところも、この監督の魅力ですかねぇ~
映画の序盤からすぐに、感情移入出来てしまいます。
 終わり方は賛否両論のようですが、個人的には好きかなぁ
結局はアニメですもん!それくらいが丁度良い(笑)

 この監督の作品の特徴(?)として、前回の作品の
人物(「君の名は」三葉)が登場してたそうです。
それにエンドロールを観て気付いた自分・・・
ん?何処に登場してたんだか?気づきませんでした。
もっと注意深く観なきゃいけませんねぇ~(笑)
 映画を定期的というか、時々は観ていないと
予告編も観る機会が減って、映画館に行くペースも低下
そんな中、ちょっとTVで予告編を観て
気になった映画が有ったので、観て来ました~

 まぁ、予告編というよりCASTを見て
良さそう~、と思ったっていうのが本音ですが・・・
とりあえず「空母いぶき」を観て来ました~
 詳しくは無いですが、比較的人気の有りそうな
戦闘機だとか戦艦・戦車の類ではなく空母がメイン
っていうのが、どう展開するのか?そこも注目ですよねぇ

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 20XX年(近い将来)、日本が国籍不明の漁船から
攻撃を受け、南海の初島を占拠され人質を取られた。
おそらく相手は、武装国家「東亜連邦」と予想し、日本は
近海で訓練中の空母いぶきを主体とする艦隊を向かわせる
艦長の秋津竜太(西島秀俊)と副長・新波歳也(佐々木蔵之介)
の臨機応変な判断が現地で問われる!

 といった感じのストーリー。
憲法により永久に戦争を放棄している日本と侵略的国家。
さて、「戦争」って?どういう事でしょう?その境界線は?
 もしも、こちらに戦う意志が無くても、相手が
攻撃をしかけて来るなら?と、色んな局面を問う作品。

 人の意見は色々とあるもの、戦争反対派の意見としては
まだ今は戦争はしていない!攻撃をしかければ、
相手に戦争のきっかけを与える!と、いう言い分なんですが
ん?ん?お相手がミサイルやら魚雷やらを平気で
撃って来てる状況で、まだ戦争では無いの?こっちは
「かわす」「撃ち落とす」くらいしか選択肢は無いの?
と、そんなやりとりの連続でした。

 実際にこういう事態になるのかもしれませんが・・・
だとすれば、映画化するには物足りない感じがしました。
この現地のシーンとは別に、たまたま訓練の空母いぶきに
乗り合わせた記者(一般人)の様子や、国家の判断は?
的な様子を描いて、お話を膨らませていましたが
完全に空気感が別世界で、せっかくの迫力や緊張感が
そのシーンが入る事で、プツプツと途切れるイメージ。
邦画の限界ってやつなんでしょうかねぇ?

 作品を観て、感じたキーワードは「対立」かなぁ。
もちろん謎の敵国との対立も有るんですが、
現地での意見の対立や、国家としての判断を巡っての対立etc
 戦闘シーンよりも、むしろ人として性格の対立
見どころな映画でした。
意見をぶつけ合うシーンでの、副長(佐々木蔵之介さん)
目力!あの演技力は観終えた後でも記憶に残る凄さです!
と、戦闘よりも、そっちが印象に残る感じ・・・(笑)

■□■□■□■□■□ネタバレ終了~■□■□■□■□■□■

 そんなわけで「空母いぶき」を観てきました。
純粋に空母や戦闘機、潜水艦etcを見るのが好きな方には
オススメな作品ですが、正直あまり戦闘的な活躍は
見られません(むしろ戦闘をいかに避ける?といった作品)

 「空母いぶき」というタイトルで、空母の魅力が
活かされていたか?というと、それも個人的にはイマイチ。
ただただ主役が空母の艦長なだけ。と感じてしまいます。
 護衛艦が炎上するシーンが有って、そこは凄いですが
その1シーンに戦争の危機感だとか、映像的な迫力を頼り過ぎてて
他の内容が個人的には微妙でした。
 どうせ架空の敵なんですから、もっと狂ってるような
常識では有り得ない行動を見せてもらいたかったかなぁ~
ラストがあれでは、敵のイメージも台無しです。
敵がしっかりしてこそ、こういう作品は活きると思います。
CASTの演技力は、見る価値有りなので★3くらいで・・
 第42回日本アカデミー賞のノミネートが決まりました。
今回の注目は、一覧を見た感じだと

「万引き家族」
「カメラを止めるな!」
「北の桜守」

 あたりでしょうか?かなり話題にもなりましたよねぇ~
スクリーンで観たい!とは、思いつつも
結局、どれも観れずに終わっています・・・。

 ノミネートに関して、個人的な感想的を書かせてもらうと
最優秀助演女優には、是非とも樹木希林さんを
選んで欲しい!って事と・・・
 新人俳優賞には、「パパはわるものチャンピオン」に出演した
棚橋弘至さん(選手)を、選んで欲しかったなぁ~って事かなぁ
まぁ、棚橋選手に俳優の道を目指して欲しいわけでは無いんですけどね(^^;

 とりあえず、昨年は観ようと思って観れなかった作品が
結構有る事に気付いた...地上波放送とかだと
一部カットとかされる事多いし、また時期をみて
DVDレンタルとかしようかなぁ~。
 映画鑑賞スタンプが貯まった~!って事で
1回無料(ただし期限付き)で、映画が観れる・・・
何を観ようかなぁ?と、普段から予告編や色んな評価は
気にしているんだけど、メチャクチャ観たい!
と思える作品は、もう観終えてしまった~

 期限付きだし、それなら評価の高い作品を観ようかな
って事で「響-HIBIKI-」を観て来ました~
平均が評価5点の上映作品の中でも、7点超え
yahooの5点満点評価でも4.01点と、悪くは無い・・はず
とりあえず、これからの人のためネタバレを注意しつつ

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 雑誌の編集部に、原稿で届けられた1通の新人賞応募作
データでの応募のみのため、落選で廃棄予定となるが
編集者の花井ふみ北川景子)が偶然、手にして作品を読んだ。
 応募者は鮎喰響平手友梨奈)、名前しかわからないが
文芸界に衝撃が走るほどの天才だった。
花井を売り出そうと奔走するが...は...

 漫画大賞2017の大賞!の実写化。主演に今が旬の
アイドルグループ欅坂46と、話題性は十分でした。
 感想としては、キャラが原作にとても忠実なのか?
漫画を抜け出せて無い感じが、観てて痛々しかったかなぁ
せっかくの実写化ですから、もう少しリアルというか
漫画感を抑えた方が、作品的に良かった気がします。
 時間が限られているため、異常な行動がフォローしきれず、
あれじゃ主人公は、ただのサイコパスです(^^;。

 肝心の主人公の文才というか、才能っぷりも
周囲の人間が「この作品は面白い!」「芥川賞、直木賞の
W受賞も納得だ!」
と、騒ぎ立てるシーンばかり目立ち
どんな作品なのか?感想すらも薄っぺらい...。
誰が読んでも完璧な作品なんです!想像にお任せします!的な...
 万人受けするものなんて世の中には無いですから
具体的に表現できないのはわかるんですが、そこを
切り取った作品としては、やっぱりイマイチ・・・

 作品を観て、感じたキーワードは「きっかけ」かなぁ。
主人公が暴れる時に「〇〇だから、やり返しただけ」
「××が許せなかったから」
と、そのきっかけを話すシーンが
度々登場するんですが、そのきっかけを観てる側として
納得が出来るかどうか?が、映画を楽しめるかどうか?
の分岐点だと感じました。
そういうキャラなんです!としか、言えないですけどねぇ。
むしろ、それを無くすと本当の駄作になりかねないのかも・・・

■□■□■□■□■□ネタバレ終了~■□■□■□■□■□■

 って事で「響-HIBIKI-」を観てきました。
漫画の実写化!となると、原作が大好きな人には
文章でしか無かった台詞が声として聞ける!演技として観れる!
と、楽しみにしてるシーンが、それぞれに有るとは思いますが
ちょっとそれを、詰め込み過ぎてたのかなぁ?ってイメージ。
人気のシーンつなげました。な作品になって、個性というか
キャラが強いインパクトしか、印象が残らなかったかも・・・

 というキャラの性質を楽しむ!とか、アイドルのファンとして
個性の強い演技を楽しむ!といった目的なら良いですけど
ストーリーや展開は正直微妙でした。
もう少し主人公の基準となる考え方を理解出来るような、
そういうシーンが無いと、主人公の言動も矛盾が多く感じてしまい、
少し残念だったかも・・・
パパはわるものチャンピオン・・・(ネタバレ注意報発令中)
 CMや予告編を観た時から注目はしていたのですが
近辺の映画館では上映予定が無く、迷っていました。
でも・・・やっぱりスクリーンで観たいですもんねぇ~
って事で、少し遠いけど後悔するくらいなら!と、
上映してる映画館へ観に行って来ました。

 実際のプロレス会場で知り、気になっていました。
タイガーマスクキン肉マンetcアニメではよく観ましたが
プロレスのお話が映画化?って、なかなか珍しいですよねぇ

 って事で「パパはわるものチャンピオン」を観て来ました~
プロレスの世界をテーマにした作品、あの百年に1人の逸材
棚橋弘至選手が主演の・・・って、あまりここで興奮して
書きまくると、ネタバレしちゃいそうなので・・・ここで区切り

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 主人公の大村孝志棚橋弘至)は人気・実力を兼ね備えた
エースレスラーだった(過去形)。その10年後・・・
膝に大ケガを負い、トップの座を追われたかつてのエースは
今は、客席からブーイングを浴びる悪役レスラーとなっていた。
 息子の祥太寺田心)に、仕事を聞かれても言う事を躊躇い
「もう少し大きくなったら...」と、ごまかしていた・・・が、
 ある日、祥太がパパを追いかけた先で、わるもの姿を見てしまう。
「パパなんて大嫌い!」と、息子に言われたパパが・・・

 と、そんな感じでした・・・。
ストーリーの中には、TOPレスラーのヒールへの転向。
レスラーとしての古傷との戦い、現在のチャンピオンからの逆指名
等、実際のプロレスの名シーンとかぶるような展開も有って
 プロレス好きな人は、自分の中の名場面とリンクさせながら
観たりして、また違う楽しみ方が出来る感じも良かったです。

 棚橋弘至選手のヒールな戦い方も、斬新で良かったかなぁ
嫌われ者!設定もわかりやすく、誰もが嫌う昆虫G(イニシャルで・・)
のマスクをかぶり、リングネームも"Gマスク"。
 普段とは違うヒールな雰囲気も、すごくなりきれてたと思います。
このストーリー・・・実際のヒールレスラーの人って
どうなのかなぁ~?とさえ、感じてしまい観てましたが
ラストには凄く感動が!例え世間的にはわるものだったとしても、
頑張る姿って、やっぱカッコイイです。

 この映画で感じたキーワードは、「苦悩」。
パパとして、息子に堂々とお仕事を言えずにいた苦悩
パパのお仕事が、嫌われるお仕事だと知った祥太苦悩
パパはわるものというショックを、乗り越えていくストーリーは
わかりやすくって、映画の世界にもすぐに感情移入出来ました。

■□■□■□■□■□ネタバレ終了~■□■□■□■□■□■

 「パパはわるものチャンピオン」を観てきました。
お話はプロレスですが、プロレスを全然知らない人でも
ドラマとして十分楽しめる作品になってました。
むしろこれを観て、プロレスも好きになってもらいたい~!

 現役レスラーが沢山、出演していて演技力とかは
どうかなぁ~?なんて心配も有りましたが、そちらも
違和感なく最後まで観る事が出来ました。
むしろ棚橋弘至選手、日本アカデミー賞新人賞(?)な感じ。

 プロレス好きとして、プロレスシーンも大満足ながら
映画として、描かれている家族の関係のストーリーも最高で
これは間違いなく名作!続編とか、製作して欲しいくらい!
原作の絵本も気になってしまいました。
検察側の罪人・・・(ネタバレ注意報発令中)
 (元)SMAPという、ジャニーズの豪華W主演映画
こんなのって、かつて有ったでしょうか?
これは見逃すわけにはいきません!って事で上映期間中に
観に行く事が出来ました~。

 前回、櫻井さん主演の「ラプラスの魔女」を
観ましたが、個人的に嵐の中では二宮さんの演技が
一番のお気に入りです。
まぁ、そこは好みの問題でしか有りませんが(^^;

 って事で、キムタクニノのW主演が話題の映画
検察側の罪人」を観て来ました~
危険なネタバレは無いように、してるつもりですが
とりあえず、これから観る方へ少しご注意を

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 若手検事の沖野(二宮和也)は東京地方検察庁に配属され
憧れていたエリート検事の最上(木村拓哉)のもとで
共に仕事をする事となる。
 2人の担当となった、老夫婦殺害事件の容疑者リストに
過去の事件で時効が成立した人物、松倉(酒向芳)の名前が!
最上は松倉に法の裁きを与えようと追い込むが
その姿に疑問を抱いた沖野の正義と、ぶつかる事となり...

 といったストーリーでした。
主軸としては、殺人事件、取り調べ、法の裁き!
といった、ミステリーでは王道のような展開の中
ある人物の言動をきっかけとして、話が急激に捻じ曲がる。
 ぶつかり合う正義!というのもまた、パターンとしては
よく有りますが、わかっていてもそこはやっぱり魅力です。 
そこをもっと、たっぷりと時間をかけて欲しかったかなぁ

 個人的には検事として取り調べを行う二宮さんの
追い込み、迫力のシーンが最高でした。
ただ、ちょっとそのシーンに見どころを持っていかれ
後半に失速した感が出てしまったのが残念に感じました。

 この映画のキーワードは、「私情」ですねぇ。
これもまた王道ですが、事件の捜査や取り調べに
私情が入れば、ミスを犯してしまいます。
まさにそういったパターンの映画になっていました。  
 登場人物それぞれの「私情」を理解できるか?
それが、この映画を楽しめるか?にかかってると思います。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 って事で、今回は「検察側の罪人」を観てきました。
俳優さんや女優さんに、勝手なキャラのイメージを
持ってしまってはいけませんが、どうしても
こういう役なら、この役者さんが上手(適役)!と
イメージしてしまい、違和感を感じるシーンが
少し気になってしまいました。(誰とは言いませんが・・)

 後半いっきに畳み掛け、展開がスピードを増しますが
前半に散らばった伏線というか、謎を回収しきれておらず
観た人の想像の中で、後のストーリーが変わる感じ・・・
 むしろ、その後のエピソードでも映画が1作品
作れるんじゃない?って思うほどの未回収っぷりです。
2へ続く...的な(笑)
 とはいえ詰め込み過ぎ感が有るわけでも無い
わかりやすいストーリーだったので、少し時間配分は
微妙だったのかもしれません・・・

 CASTの豪華さは、ジャニーズのW主演以外でも
凄い演技派のメンバーで、見応えは十分でした。
  予告編を観た時から気になっていた映画。
あの東野圭吾さんのデビュー30周年の作品が映画化 
って事で、「ラプラスの魔女」を観て来ました。
ラプラスというと、思い浮かぶのは「ラプラス変換」?
数学?と、何だか意味深なタイトルもワクワクします。

 CASTも櫻井翔広瀬すず福士蒼汰豊川悦司etc
と、凄く豪華な感じがしますよねぇ~
何とか上映期間中にスクリーンで!と思ってた作品
レイトショーでしたが、間に合いました~

 これから観る~!って人も、当然いると思うので
いつも通りのネタバレ宣言をしておきます。
まぁ、完全に楽しみを奪うようなネタバレはしませんが
完全に”無”で観たい方は、ちょっと避けて下さい

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 ストーリーはとある温泉地から始まる。
ある日、地方の温泉地で硫化水素による中毒事故死が発生。
事件性を疑う刑事の中岡(玉木宏)だったが
現場の調査を行った専門家の青江(櫻井翔)に
「今回の事故を故意に行う(事件)のは不可能です。」
と否定される。
 その事故から一ヶ月後、再び別の温泉地で
硫化水素による中毒死が発生。しかも被害者の2人には
つながりが有った。有り得ない状況で起きた2つの事故
これは本当に偶然?それとも・・・といったストーリー 

 個人的には、その不可能を解明していくような
本格ミステリーな展開を期待していたのですが・・・
タイトルが示す通り"魔女"。まさにそういった
少し現実世界とは、イメージが違う要素を含んでました。

 本来主演であるはずの、櫻井翔さんも
何だかストーリーの進行役?、見届け役?的な雰囲気で
少し見せ場が足りなかったかなぁ~?と感じます
 原作がどうなのかわかりませんが、個人的にはもっと
CASTに無駄が無いというか、全ての登場人物に
見せ場が用意されてるような、そんな作品が好きです。

 ラストのシーンも、迫力面では満足なんですが、
王道なだけに、予想を裏切るとか・・・衝撃を受ける!
といったドキドキに欠けてしまいました。
もっと思い浮かばないような発送が観たかったです。

 映画のキーワードは、紙飛行機かなぁ。
キーワードというか、キーアイテム?な気もしますが
何度かシーンでも紙飛行機が登場しています
手から離れた紙飛行機が、どこへ飛んでゆくのか?
どこに着地するのか?そう、まさにそういうイメージの
作品でした。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 そんなわけで、今回は「ラプラスの魔女」を観ました。
感想として、予想を裏切る!的なシーンは、あまり無かったものの
CASTはさすが!と言える演技力で、楽しませてくれました。
個人的には特に玉木宏さんの演技やキャラが光ってた気がします。

 これから映画を観る人には、主人公側の目線と
魔女側の目線の2つを、同時進行で楽しむ事をオススメします。
まるで魔法のような、現実世界では少し有り得ない状況が
実在したなら・・・?さてさて、映画を観終えた後には
どちらの目線が強く印象に残っているでしょうか?
共に消化不良感が残ると残念な気もしますが、どちらかに
感情移入が出来れば、楽しめる作品な気がしました。
 TVのCM(予告編)で気になっていた映画・・・
そろそろ上映期間が終了?な雰囲気を感じて
観に行って来ました。せっかくなら
スクリーンで観ておきたいですもんねぇ~

 そんなわけで今日は「ジオストーム」を観て来ました。
聞きなれない言葉というか、意味深な造語?
映画を観たら意味がわかります。的な...
こういった映画のタイトルは、嫌いじゃ無いです。
むしろ観る前から、色々イメージ出来て良いですよねぇ


 さて、それではいつも通りのネタバレ宣言をしておきます。

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 ストーリーは単純明快!
もしも、人の手で地球上の天候を操る能力が有ったなら...
当初は突発的な自然災害を防ぐために開発されたシステム
それが暴走し、各地で災害が多発する。
設備のトラブルか?機械のウイルス感染か?
もしくは人為的なもの?その危機に開発者のジェイクが立ち上がる

 映画としては、パニック映画の王道をいくような
シーンが多く有り、スクリーンから伝わる迫力は文句無し!
 世界の大都市を次々と襲う天変地異!よくぞここまで
大規模な破壊シーンを!...って感じですね。
それはそれはもう、メチャクチャに破壊してくれます。
 マグマ!津波!大嵐!氷河期!雷!様々な天変地異
その国や地域では考え辛い選択も、お見事でした。
(日本への災害を津波にしなかった事も、配慮が感じられます)

 ただ、ストーリーが"超"が付くほどの王道なため
いくつかこの系統の映画を観てる人からすれば、
新しさはあまり感じられず、このパターンかぁ~。
な仕上がりになってると思います。
ラストもそんな感じで、予想を裏切り!なシーンが
無いのは少し残念に感じました。

 映画のキーワードは、ベタですが悪用ですね。
天候をコントロールするなんて、まさに神がかった能力。
人々を救うため!と開発者は願いをこめて作っても
 世の中は善人ばかりでは有りません。
そんなシステムには、やはり悪用法も存在してしまい、
悪用者も現れる。神の能力を使って世界を牛耳る。
天国と地獄は、まさに管理する人次第って事ですよねぇ~

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 映画「ジオストーム」を観て来ました。
感想としては、画面の迫力に特化した作品に感じました。
まさに「THE パニック映画!」ハラハラドキドキは大満足ながら
新しさや斬新な発想を求めるなら、あまりオススメはしません。

 わかりやすいストーリーの中に、ちょっとした時事ネタが
入っている所は、なかなか良かったと思います。
 少しややこしい暗号や、対策方法は疑問に思いますが
それを感じさせないほど強引な展開と王道っぷり。
その伏線がしっかり回収出来ていれば、個人的には満足な作品でした。
 第41回日本アカデミー賞を楽しく観てました。
結果から書いてしまいますが、主な受賞は

最優秀作品賞「三度目の殺人」
最優秀監督賞是枝裕和「三度目の殺人」
最優秀主演男優賞菅田将暉「あゝ、荒野(前編)」
最優秀主演女優賞蒼井優「彼女がその名を知らない鳥たち」
最優秀助演男優賞役所広司「三度目の殺人」
最優秀助演女優賞広瀬すず「三度目の殺人」

 「三度目の殺人」は、スクリーンで観た映画ですが
確かに役所広司さんの演技力に釘付けでした。
 主演女優賞にノミネートされた映画は、残念ながら
どの映画も観て無かったんですが、ノミネートの予告編(?)
作品紹介を観て、いくつか観たくなった作品が有りました。
 主演男優賞は個人的には、観に行った作品
「22年目の告白 -私が殺人犯です-」でノミネートされた
藤原竜也さんに獲得して欲しかったんですけどねぇ
菅田将暉さんの演技力が、よほど凄かったのかなぁ~って感じです。
やっぱ、映画館で観た映画がノミネートされると
何だかそれだけで、ちょっぴり嬉しくなりますよねぇ~

 映画好きとして、楽しく観れたんですが
開場の試合・・・ではなく、番組のMCをしてた
坂上忍さんが、ノミネートの中から予想を聞かれ
「この人の演技が凄かった!」と、助演・主演の男女
次々と的中してたのは、さすがは見る目が
有ったって事なんですかねぇ~...100%的中
してましたもんねぇ~
 ただ...欲を言ってしまえば、後半になるにつれて
ネタバレっぽく感じてしまいました(^^;
(坂上忍が言うくらいだから、この人が選ばれるのかなぁ?的な?)

 さて、今年度も良い映画、沢山観たいですねぇ~!
 2018年初のスクリーンでの映画鑑賞となりました。
予告編を観た時に少し気になり、試写会へも
応募していたんですが、なかなか時間が合わず
昨年公開の映画ながら、やっと観る事が出来ました。

 監督はあの『ALWAYS』シリーズなどを手掛けた監督
って事でも注目されていたようです。
ただ...有名作品は沢山あるものの、失礼ながら
この監督の作品を観るのは、今回が初かも・・・。
過去の作品のパターンとかを感じる事無く、
新鮮な目線で作品が観れるって意味では、良いですけどねぇ

って事で映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」を観て来ました。【写真2】

 さて、それではいつも通りのネタバレ宣言をしておきます。

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 ストーリーとしては、ミステリー作家一色正和
その妻、亜紀子の新婚生活が鎌倉で始まった・・・
幽霊?妖怪?魔物?現実の世界では考え辛い者との共存。
さまざまな怪奇現象が起こり、戸惑う新妻亜紀子
そして事件は起こり、黄泉の国へ魂を連れ去られてしまう。
 妻の魂を取り戻すため、黄泉の国へと向かうと...
といった感じでしょうか?世界観さえ理解すれば
かなり単純明快で、わかりやすい内容になっていました。

 上手にCGを使って、幽霊や魔物、黄泉の国
といった、まさにファンタジーな世界観を
違和感なく観れたのはさすがな感じがしました。
 まぁ、序盤の不思議な世界を「ここは鎌倉だから」
って、言葉だけで片づけて納得させてしまうような
少し強引な展開も感じましたが、元々の原作が30巻以上も続く
長編漫画らしいので、時間の短縮のためにはそれも
仕方無かったのかなぁ?とも感じます。

 個人的に嫌だったのは、結構メイン級の魔物が
自分の大嫌いなK(夏にゲロゲロ鳴くあの動物)を
モデルにした魔物だった事かなぁ~...
しかもCGでかなりリアル!観てられませんでした。
Kはあの姿なだけで、自分にとっては魔物です。
まぁ、好感が持てない姿のが魔物らしいのか?(^^;
 あと魔物系の台詞の声が、全体的にこもってる感じで
聞き取り辛かったのが、ちょっと残念でした。
雰囲気は有ったんだけどねぇ~

 印象に残った映画のキーワードとしては
境界線」かなぁ~。この作品の世界観の
一番大切な部分、現実世界と異世界の境界線
黄泉の国との境界線。その境界線を越える列車も
凄く雰囲気が有って良かったです
 ただ..何故「鎌倉?」という疑問だけが最後に
少し残りましたが、原作者的に「古都鎌倉」の雰囲気が
この境界線が薄く感じる場所だったんですかねぇ~?
原作では納得できる解説が有るのかが、気になる所です。
 映画の中では「鎌倉だから」って言葉で
半ば強引に解決してますから・・・(笑)

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 って事で「DESTINY 鎌倉ものがたり」を観て来ました。
感想としては、本題に入るまでの進展の少ないストーリーが長く、
飽きてしまいそうに感じますが、実はそんな中にも
終盤の盛り上がりに大切な伏線が隠されてていて、
話全体的に見れば、無駄の無いストーリーになっていました。

 意味不明な言動や、些細な違和感も観終えればスッキリ!
これから観る予定の人には、おかしな言動を
記憶の片隅に置きつつ、観る事をオススメします。
 あえて意識しなくても、何故か印象に残っていて
観終えると驚き!なパターンになるでしょうけどねぇ。
 ファンタジーな世界観は嫌いでは無いかなぁ
CGも違和感なく、満足な作品になりました。

三度目の殺人・・・(ネタバレ注意報発令中)
 ひさびさに映画館へ行ってビックリ!!
何だか雰囲気が変わっていました。
少しでもチケット購入の混雑を改善するため(?)
窓口の殆どが自動券売機に変わってました。【写真1】
まぁ、窓口に直接用事の無い方はそちらからどうぞ
って事なんでしょうかねぇ。

 映画館へ行くのもひさびさながら、お友達と行くのも
かなりひさしぶり、自分の場合は映画館って
1人で行く事多いからねぇ・・・
さて、今回は「三度目の殺人」を観て来ました。
こういう事件が絡む系の映画、自分の好みっぽいです。
では、いつも通りネタバレを見たくない人はここまで~

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 とある街で強盗殺人事件が発生した。
容疑者は殺人の前科のある三隅(役所広司
解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑での起訴
三隅は犯行を認め、死刑はほぼ確実な中、呼ばれたのは
勝利だけを目標に掲げる弁護士の重盛(福山雅治)。
 死刑を無期懲役に減刑するため、調査を開始する重盛
弁護に犯人の性格や人物像なんて知る必要は無い。
勝利のために、真実は必要無い。と信じていた重盛が
三隅の調査を進める中で感情が変わっていき・・・
 と、こんな感じのストーリーでした。

 主となる登場人物も少なく、観やすい映画でしたが
終わってみると、何とも不思議な感覚になります。
観た人によって、真実が何パターンも完成する作品。
自分1人の中でさえ、何種類もの結末が残ってます。
 サスペンス映画って、途中で何度も登場する伏線を
ラストでいっきに回収し、1本の真実へ・・・といった
王道が有りますが、それとは全く異なるラストの衝撃。

 裁判の判決(真実?)がラストに出る事になりますが...
いくつも存在する中の1つのパターンでしか有りません。
誰の目線で作品を観るか?誰のどの台詞が真実なのか?
映画を観終えた後にこそ、自分の中の真実を考える!
そんな観終えた後にも、楽しめる映画だったと思います。

 今回、観終えて一番印象に残ったキーワードは
裁く」ですねぇ。裁判の物語ですから、
裁判官が容疑者を裁く、といったストーリーなのですが
誰の言葉を受けて、誰のどの言葉を信じ、どう裁くのか?
さて、判決は?人が人を裁くのは難しい・・・
まさに裁判に何かを訴える?とさえ思える作品でした。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 観終えた後に疑問がたっぷりと残る作品でした。
なのに、なぜか心地良い・・・
ストーリーに出て来るアイテム、1つ1つを取っても
数少ない登場人物に、つながりが見えてきて・・・
そこがまた、ドラマを楽しく観れるポイントでした。

 「三度目の殺人」というタイトルがまた、何とも
観終えた人の想像を楽しくしてくれています。
三人目では無く、三度目・・・タイトルについて考える楽しさ
まぁ、あまり書くとネタバレなので、このへんで終了。

 実際、一緒に観に行ったお友達とも少しお話しましたが
そこがまた、この作品の楽しみ方の1つですねぇ~
観終えた人と、色々と内容について語りたくなる作品でした。
22年目の告白-私が殺人犯です-・・・ネタバレ、無しっ!
 映画館へ行くと、近日公開!的な予告編が上映され
あっ..この俳優(女優)さんが出てるんだぁ?だとか
ストーリー的に面白そう!とか...何か気になる~
と、その作品を観に行って、そしてまた予告編を観て・・
そんな繰り返し。

 キャラと言ってしまうと、少し違うかもですが
こういう役は、この人が似合う!っていうのはよく有ります。
悪役イメージだとか、熱血漢イメージだとか、知的な役etc
 今回は大好きな俳優さんだった事も有りますが
予告編で観た藤原竜也さんの演技が、凄くハマってて
気になっていたので、「22年目の告白-私が殺人犯です-
を観て来ました~。

 いつもなら、ネタバレ危険ゾーンはちょっと分けて

■□■□■□ここからはネタバレが有るかも・・■□■□■□

 なんてしているんですが・・・今回はタイトルにも
書いた通り。自分でのネタバレはしません!!
ただ、興味は持ってもらいたいので、あらすじだけ・・・
あらすじと言うか、これはもう広告のまま引用します。

 未解決のまま時効を迎えた連続殺人事件の犯人が
殺人に関する手記を出版したことから、新たな事件が
巻き起こるサスペンス


 正直、この作品は凄かった!!超オススメ!
自分の中では、いっきにTOPクラスに入るレベル。
なので、自分の低いレベルの表現で映画の魅力を損なう事は
したく有りません。
 気になって観に行く人がいたら、それはもう誰の感想も読まず
真っ白な状態で観て下さい。その方が楽しめます。
 まぁ、そうは言っても映画の好みは人それぞれですけどねぇ
基本、サスペンス映画なので、サスペンスが大好きで
今まで沢山のサスペンスを観てる人からしてみれば
あぁ...このパターンねぇ...的な程度なのかもしれません。

 ちなみに、ひさびさに映画のパンフレットも購入~【写真1】
これだけは言わせていただきます。
パンフレットは、映画を観る前に読んではいけません!!
もう、それはそれは絶対やっちゃいけないネタバレで満載です(笑)
まぁ、その事はパンフレットにも記載されてるので
大丈夫とは思いますが・・・(^^;

 「22年目の告白-私が殺人犯です-」を観て来ました。
自分ってこういう作品が好きなのかぁ...と改めて実感。
後に他の人の感想的なものを読んでみて、
ちょっと気になる部分は指摘されてるものの、自分の中では
そんなの全く気にならなかったし(素人なので・・・)
無駄の感じない、良い作品になっていたと思います。
 上映が終わっていたら、DVDで!是非観て下さい~
かなり先ですが今後、地上波で放送されるような事が有れば
その時改めて、自分の感想も書かせてもらいます

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